GRANRODEO、カバーも披露したブルーノート公演
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GRANRODEO「GRANRODEO Live Session "Rodeo Note" vol.1」の様子。(撮影:キセキミチコ)
GRANRODEOが11月29日に東京・ブルーノート東京で無観客ライブ「GRANRODEO Live Session “Rodeo Note” vol.1」を開催した。
ライブにはGRANRODEOのサポートメンバーとしておなじみの瀧田イサム(B)、SHiN(Dr)に加えて、Mao(Key)と坂川諄(Sax, Flute)が参加。公演の模様はフジテレビTWOおよびTWOsmartで生中継された。
まずはe-ZUKA(G)がジャンゴ・ラインハルトの「Nuages」をしっとりとプレイ。「ケンゼンな本能」ではKISHOW(Vo)がスモーキーな歌声と、持ち前のソウルフルな歌声を自在に操った。KISHOWは「リモート(ライブ)ではありますけど、ご自宅でゆるりとお楽しみください」と視聴者に語りかけ、「変幻自在のマジカルスター」をフォーキーなアレンジで歌唱。さらに「次の曲は、GRANRODEOとしてはなかなかないこと。カバーを聴いていただきたい。皆さんもよくご存知の曲」と話し、椎名林檎の「丸ノ内サディスティック」をエモーショナルにカバーした。続く「delight song」は柔らかなボサノバアレンジに。e-ZUKAがガットギターで奏でる温かなサウンドと、ファルセットを織り交ぜたKISHOWの歌声が響きわたった。
ライブ中盤ではKISHOWが以前から大好きだったというKIRINJIの「エイリアンズ」をカバー。そしてKISHOWいわくGRANRODEOのアコースティックライブでもっとも多く演奏した曲だという「Infinite Love」を2人きりで披露した。その後GRANRODEOは再びサポートメンバーを加え、スガシカオの「黄金の月」をジャズファンク調のアレンジでカバーする。さらにライブでは定番の「modern strange cowboy」や「UNDER THE SKY」をドラマティックに届けた。
KISHOWは「どんな御時世でも明るいときと暗いときがある。どこか肩の力を抜いていきたいものだと、こんなときだからこそ思う。そんな曲でお別れしたいと思います」と視聴者にメッセージを送る。最後には「Take it easy」を軽やかなサウンドに乗せて歌唱し、特別な一夜を締めくくった。
※記事初出時、見出しに誤りがありました。お詫びして訂正します。
GRANRODEO「GRANRODEO Live Session "Rodeo Note" vol.1」2020年11月29日 ブルーノート東京 セットリスト
01. Nuages
02. ケンゼンな本能
03. 日常ホライズン
04. 変幻自在のマジカルスター
05. 丸ノ内サディスティック
06. delight song
07. ボルケーノ
08. 恋は mirage
09. エイリアンズ
10. Spain
11. Infinite Love
12. 黄金の月
13. modern strange cowboy
14. UNDER THE SKY
15. Take it easy