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濱口竜介、5時間17分の大作「ハッピーアワー」が年末年始にリバイバル

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「ハッピーアワー」

「寝ても覚めても」で知られる濱口竜介が2015年に発表した「ハッピーアワー」が、12月26日から1月8日にかけて東京のシアター・イメージフォーラムほかでリバイバル上映される。

30代後半を迎えた女性4人を主人公に、それぞれの家庭や仕事、人間関係を5時間17分の長尺で丹念に描いた本作。濱口は普通の女性たちが抱える不安や悩みを、緊張感あふれる3部構成のドラマとして作り上げた。本作は市民参加による「即興演技ワークショップ in Kobe」から生まれたため、ほとんどのキャストは演技未経験。主演を務めた田中幸恵、菊池葉月、三原麻衣子、川村りらは、第68回ロカルノ国際映画祭の最優秀女優賞に輝いた。第37回ナント三大陸映画祭では銀の気球賞と観客賞を獲得している。

リバイバルは年末年始休暇の時期に実施。兵庫・元町映画館では12月28日から30日、大阪のシネ・ヌーヴォでは12月29日と30日、京都・出町座では12月28日から年末にかけて上映される。スケジュールの詳細は各劇場の公式サイトで確認を。

(c)2015 神戸ワークショップシネマプロジェクト