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ORβIT YUGO、ポテンシャル溢れる最年少メンバー 愛されキャラとギャップある表情やパフォーマンスがポイント

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リアルサウンド

 昨年、大きな話題になった国内最大級のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』。同番組からは、今や大人気のボーイズグループ・JO1以外にも数々の新しい才能が誕生している。その一つが、ORβITだ。ORβITは、YUGO、SHUNYA、JUNE、TOMO、YOONDONG、HEECHO、YOUNGHOONの7人からなる日韓合同のダンスボーカルグループ。『PRODUCE 101 JAPAN』でも人気を博したメンバーが揃っているとあり、注目度も高い。多くのEαRTH(ORβITのファンネーム)の期待に応えるように、2020年11月11日にフルアルバム『00(オーツー)』でデビューを果たした。そんなORβITには、個性豊かで魅力溢れるメンバーが揃っている。その中から今回は、最年少のYUGOに注目してみたい。

 YUGOは2000年生まれの19歳(偶然にもあと10日ほどで誕生日だ)。小柄な体格とキュートな笑顔で、『PRODUCE 101 JAPAN』初登場の頃から「かわいい」と言われてきた人物だ。例えば、コンセプトバトルの「やんちゃBOY やんちゃGIRL」でセンターを務めたYUGO。その様子を見ていた練習生、トレーナー陣たちはこぞって「かわいい」と連呼していたこともある。ORβIT公式YouTubeチャンネルにアップされている動画を見ると、もちろんORβITのメンバーからも溺愛されいることがわかる。例えば、「『begin an orbit』Behind the Scene」の最後、メンバー全員での撮影が終わり、挨拶をしている場面では、HEECHOがYUGOの肩を抱き、YUGOもHEECHOに寄り掛かるようにもたれかかっている様子が見られる。

【宮島 優心(Miyajima Yugo)】推しカメラ|♬やんちゃBOY やんちゃGIRL@コンセプトバトル|PRODUCE 101 JAPAN
「begin an orbit」Behind the Scene

 あまりの可愛らしさに見ていると庇護欲が爆発するYUGOだが、実は小悪魔的な一面も。よく、顎を上げてカメラを見下ろすような表情をするが、その表情もどこか好戦的でいい。また、『PRODUCE 101 JAPAN』ではEXO「LOVE ME RIGHT」チームとして、力強いラップを披露したことも。こうした表情やパフォーマンスは普段の可愛らしさとのギャップを考えた上でやっているようにも感じる。決して悪い意味ではなく、彼がセルフプロデュースをしっかり出来ている証拠であり、自分の武器を全面に押し出せるクレバーさを感じるのだ。

【宮島 優心(Miyajima Yugo)】推しカメラ|EXO♬LOVE ME RIGHT@グループバトル|PRODUCE 101 JAPAN

 さらに、彼のパフォーマンス力にも注目したい。YUGOの武器は、少年のような高い声。メンバーのHEECHOも高音が出せるが、セクシーな声色の彼とは一味違う純潔さ、ピュアさが強く出てる。デビューアルバムリード曲「UNIVERSE」で見せたTOMOやSHUNYAとの掛け合い部分も、声質が違うからこそ、それぞれの歌が目立っていたのではないだろうか。

ORβIT「UNIVERSE」M/V (full ver.)

 そして、ダンス。『PRODUCE 101 JAPAN』出演時はダンススクールで3カ月しか経験がない状態だったものの、トレーナー陣は「ポテンシャルを感じる」と評価。クラス分けテスト再評価で早々にAクラスに上がり、「ツカメ 〜It’s Coming〜」ではセンター候補にもなっていた。そんなポテンシャル溢れるYUGOは、ORβIT結成後も努力を続けたのだろう。MVをチェックすると、経験豊富な他のメンバーと遜色ないまでの成長が見られる。

 新型コロナウイルスの影響で日韓の行き来が難しくなってしまっている今、7人が同じ空間で活動できない状態だ。だが全員が揃った時、YUGOは大きなポテンシャルと才能を発揮し、より輝いていくのではないだろうか。さらなる可能性に期待が募る。