「騙し絵の牙」新公開日は来年3月、大泉洋が“未来で待つ”映像も到着
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「騙し絵の牙」新公開日決定ビジュアル
大泉洋の主演作「騙し絵の牙」の新たな公開日が2021年3月26日に決定。大泉が出演するスペシャル映像「未来で待つ男」がYouTubeで公開された。
6月19日の封切りを予定していたが、新型コロナウイルスの影響で公開が延期となっていた本作。塩田武士が大泉を主人公に当て書きした同名小説をもとに、出版不況と権力争いに揺れる出版社・薫風社の雑誌トリニティの編集長・速水が、生き残りを懸けた大逆転を試みるさまが描かれる。大泉のほか、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、斎藤工、中村倫也、佐藤浩市らが出演し、「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八が監督を務めた。
このたび公開された映像は、吉田が企画と演出を担当し、撮影や照明、録音に本作のスタッフが再集結して作られたもの。大泉が「ちょっとだけ未来に来ています。今日は2021年3月26日。私の主演映画『騙し絵の牙』公開初日です」と語り出し、「いろいろとあって公開が遅れましたが、ご安心ください。1年熟成でちょうど今が食べごろです。私はここ3月26日で皆さんをずっとお待ちしております」とメッセージを送る様子が収められている。
全10カットを順撮りで撮影した本映像について、大泉は「久しぶりの監督の緻密な演出に(映画本編)撮影中のピリッとした感じを思い出しました」とコメント。吉田は「新公開日決定にあたり、なんとか僕たちの気合いを形にしたくて大泉さんと相談した結果、こんなものができました」と紹介し、「誰も気づかないでしょうが勝手にTENETも意識しつつ、一年ぶりの再会とは思えないくらい撮影もスムーズに進みました」と振り返った。また、YouTubeでは新たな予告編も公開中だ。
「騙し絵の牙」は全国で公開。なお、本日12月4日からムビチケオンライン前売り券が販売される。
大泉洋 コメント
撮影を終えての感想
今年は夏に連ドラと舞台を終えてからしばらくお芝居をせずバラエティばかりに出ていたので、久しぶりの監督の緻密な演出に(映画本編)撮影中のピリッとした感じを思い出しました。監督からも「久々じゃないですか? こういう細かいこと言われるの」と言われて……。自分でもよくやったなと思います(笑)。
公開を待つファンにひと言
お待たせした分、より期待値が上がっているのではないでしょうか。みなさん、色々な思いでご覧になることかと思いますが、3月26日に公開になるというのは、そのほうがこの映画にとって良い運命だったのかもしれません。
是非、待ちに待った分存分に楽しんでいただければと思っております。
吉田大八 コメント
新公開日決定にあたり、なんとか僕たちの気合いを形にしたくて大泉さんと相談した結果、こんなものができました。楽しんでいただければ幸いです。
誰も気づかないでしょうが勝手にTENETも意識しつつ、一年ぶりの再会とは思えないくらい撮影もスムーズに進みました。
厳しい冬を乗り切れば明るい春が来ると信じて、無事に皆さんと劇場でお会いできる日を心待ちにしています。
(c)2020「騙し絵の牙」製作委員会