“妻が自分を知らない世界”描く、ユーゴ・ジェラン監督作「ラブセカ」5月に公開決定
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「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」ポスタービジュアル
「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」の公開日が5月7日に決定した。
「あしたは最高のはじまり」のユーゴ・ジェランが監督した「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」は、人気SF作家ラファエルを主人公としたファンタジックラブストーリー。妻オリヴィアとすれ違う日々を過ごしていたラファエルが、“もう1つの世界”に迷い込むことから物語が展開する。その世界でのラファエルはしがない中学校教師であり、オリヴィアとの出会いもなかったことに。そこでラファエルは、人気ピアニストとなっていたオリヴィアに接触を試みていく。「私の知らないわたしの素顔」のフランソワ・シヴィルがラファエル、「マンク~破戒僧~」のジョセフィーヌ・ジャピがオリヴィアを演じた。
2020年5月1日の封切りを予定していたものの、新型コロナウイルス感染拡大を受け延期となっていた本作。新たな公開日決定にあたり、ジェランからコメントが到着した。ジェランは「僕の誕生日は、実は5月4日なんです! だから、なおうれしいことですね」と日本公開を喜び「こういう大変な時期を過ごしたあとの来年の5月、みんながまた改めて映画館で、この作品を通して集まって笑ったり、感動したりすることができれば、素晴らしいなと思っています」と話した。
なお12月15日から、本作の宣伝資金を募るクラウドファンディングがスタート。詳細は公式サイトやSNSで追って発表される予定だ。
「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」は、東京・新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)、グランドシネマサンシャインほか全国で公開。
ユーゴ・ジェラン コメント
2020年5月に公開が予定されていた「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」が、 2021年5月7日に公開されるということを聞いて、とてもうれしいです。僕の誕生日は、実は5月4日(火)なんです! だから、なおうれしいことですね。日本で劇場公開されるということを、とても光栄に感じています。僕自身、日本に早く行ってみたいと思っています。新型コロナウイルスによるパンデミックが、世界中で2020年を困難な年にしましたが、こうして笑顔で未来を見据え、美しい日本という国で私の3作目の映画が公開されるのだと思うとワクワクしています。こういう大変な時期を過ごしたあとの来年の5月、みんながまた改めて映画館で、この作品を通して集まって笑ったり、感動したりすることができれば、素晴らしいなと思っています。
この作品はラブストーリーですが、笑えて、ちょっぴりファンタジーも含まれます。きっとこの映画の世界観は、日本でも気に入ってもらえるのではないでしょうか。日本の皆さんはとてもフレンチな物語だとも感じるかもしれません。でも同時に感情は世界共通だとも願っています。クラシカルな音楽やSF、ユーモア、そしてたくさんの愛…これらはみな、日本の文化にとっても、きっとどれも大切なテーマでしょう。日本の観客の皆さんが本作をご覧になってどう感じるのか、聞くのがとても待ち遠しいです。きっとSNSが、皆さんのこの映画を通じての体験や感想を私へ教えてもらえる手段となってくれると思います。それを楽しみにしていますね。
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