衣装デザイナーが明かす「ソング・トゥ・ソング」ファッションの秘密
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「ソング・トゥ・ソング」
テレンス・マリック監督作「ソング・トゥ・ソング」で衣装デザインを手がけたジャクリーン・ウェストのインタビュー映像が解禁された。
音楽の街・米テキサス州オースティンを舞台にした本作。青春を引きずった男女4人の人生が交錯するさまが描かれる。ルーニー・マーラがフリーターのフェイ、ライアン・ゴズリングが売れないソングライターのBV、マイケル・ファスベンダーが音楽プロデューサーのクックを演じ、ナタリー・ポートマンが夢をあきらめたウェイトレスのロンダに扮した。
ウェストがマリックの作品に参加するのは、これが5作目。彼女はYouTubeで公開中の映像で「テレンスの作品は完成形の予想がつかない」「見えなくなるほど服を暗く撮るの。顔と目に魂があると思っているから、そこを明るく見せたいのよ」と分析する。
さらにウェストは「ナタリーは衣装でより生々しく性的な魅力が増してるけど、ルーニーの魅力はバレリーナのイメージに近い」と衣装選びのポイントを明かす。キャストとして名を連ねるミュージシャンのパティ・スミスについては「パティは現場入りしたとき、年代物のコム・デ・ギャルソンを着ていて、それが彼女にピッタリ合っていたの。あえて手を加えなくてもいいものもあるわ」と語った。
「ソング・トゥ・ソング」は12月25日より東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。
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