血のつながらない家族の日常が一変…ハル・ベリー×ダニエル・クレイグ共演作の予告
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「マイ・サンシャイン」
ハル・ベリーとダニエル・クレイグの共演作「マイ・サンシャイン」の予告編がYouTubeで公開された。
本作は1992年にアメリカ・ロサンゼルスで起きた暴動を背景に、血のつながらない子供たちを育てる女性ミリーの姿を描いたもの。ミリーをベリーが演じ、口は悪いが心根は優しい隣人オビーにクレイグが扮した。共演にはラマー・ジョンソン、カーラン・ウォーカー、レイチェル・ヒルソンらが名を連ねる。
予告編はサウスセントラルの片隅に暮らすミリーたちのささやかで幸せな日々から始まり、ロドニー・キング事件を機に街全体が混沌状態に陥っていくさまが収められた。
本作のメガホンを取ったのは「裸足の季節」のデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン。彼女はクレイグを「多様な役柄を演じてきた偉大な俳優です。身体的な俳優でもあり、彼のパレットには、バスター・キートンやハロルド・ロイドに近い色調もあるのです。オビーは、何よりもその多様な色が必要でした」と表現した。また「裸足の季節」のキャンペーン中に会ったというベリーに関して「ユーモアと優雅さを併せ持った、ミリーの情熱にふさわしい女性です。でも彼女に初めて会ったときは、ミリー候補としてはまったく考えていませんでした。それなのになぜか『マイ・サンシャイン』の物語を彼女に話していました。このときの出会いの火花から、数年後に映画が生まれることになったのです」とエピソードを明かしている。
「マイ・サンシャイン」は、12月15日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネクイントほか全国ロードショー。
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