塩田康平の初脚本・演出作「監獄REQUIEM」開幕、主演の佐藤永典「ぜひ見届けて」
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「監獄REQUIEM」より。
「監獄REQUIEM」が、昨日2月3日に東京・新宿村LIVEで開幕した。
これは、塩田康平が初めて脚本・演出を手がけ、坂本康太がプロデュースする作品。劇中では、混沌に包まれた近未来の日本を舞台に、特殊監獄ペンタゴンから脱獄しようとする囚人たちの物語が、歌とアクションを交えて描かれる。主人公のアキラは、囚人のニーナを脱獄させるため、監獄に捕らわれるが……。アキラ役を佐藤永典が務めるほか、冷徹な看守ケイト役を磯野大、お調子者の囚人ミロク役を健人、キーパーソンとなるニーナ役を佐藤友咲、アキラの親友コージ役を辻凌志朗、看守長オオタニ役を兼崎健太郎が演じる。
本作について佐藤は「この監獄の世界で悩みもがき抗う男達を是非皆様に見届けていただきたいです。劇場、そして配信でお待ちしております!」とコメント。塩田は「鋭く、エネルギッシュで、且つ繊細な作品に仕上がりました。劇場で、配信で、監獄REQUIEMの世界を一緒に目撃しましょう!」と話し、坂本は「配信でしか見れない機微な感情、生でしか感じる事のできない空気感。塩田康平ワールドを、しかとその目に焼き付けてください!!」と思いを述べた。
上演時間は約2時間。公演は2月7日まで。なお6日18:00開演回と7日公演は、Confetti Streaming Theaterにて配信される。
佐藤永典コメント
年が明けてからの緊急事態宣言などにもより、公演は延期? 完全に中止になってしまうか? どうなるのだろう??
そんな不安に駆られながらも一歩一歩稽古を重ねてきましたが、無事にここまで辿り着く事ができ、本番を迎えられる事が出来ました。
心の底から嬉しく思います。
塩田康平君が魂を込めて書いてくれたであろう【監獄REQUIEM】
この監獄の世界で悩みもがき抗う男達を是非皆様に見届けて頂きたいです。
劇場、そして配信でお待ちしております!
塩田康平コメント
緊急事態宣言の影響で20日しか取れなかった稽古期間。
その中でよくぞここまで積み上がったなと俳優、スタッフの皆様への感謝の気持ちが日々溢れています。
鋭く、エネルギッシュで、且つ繊細な作品に仕上がりました。
劇場で、配信で、監獄REQUIEMの世界を一緒に目撃しましょう!
たった5日間で消えゆく物語。
沢山の人に届きますように。
坂本康太コメント
「監獄REQUIEM」が動き出し、約1年。
何も分からずただ必死に走り続けてきました。
稽古初日は、今まで感じた事のない感覚でした。
目の前にアキラやオオタニが実在していて、僕が書いた訳ではないのに、嬉しくて興奮しました。
残すは、僕たちの本気を皆様に見ていただくのみです。
配信でしか見れない機微な感情、生でしか感じる事のできない空気感。
塩田康平ワールドを、しかとその目に焼き付けてください!!
「監獄REQUIEM」
2021年2月3日(水)~7日(日)
東京都 新宿村LIVE
脚本・演出・作詞:塩田康平
音楽:KENT YAMGUCHI(BUCKS)、Yuto Kosaka、山口紗貴
出演:佐藤永典、磯野大、健人、佐藤友咲、辻凌志朗 / 兼崎健太郎
アンサンブル:山口将太朗、浅野郁哉、中尾雄貴、高橋愛奈、北村真一郎
※辻凌志郎の「辻」は一点しんにょう、高橋愛奈の「高」ははしご高が正式表記。