松居大悟作・演出、ゴジゲン『朱春』ビジュアル公開 YouTube企画も始動
ステージ
ニュース
ゴジゲンの第17回公演『朱春』のビジュアルが公開された。
4月1日から東京・下北沢のザ・スズナリで上演される同舞台は、ゴジゲンにとって約1年3か月ぶりとなる本公演。作と演出を松居大悟が手掛け、出演者に、奥村徹也、東迎昂史郎、松居大悟、目次立樹、本折最強さとし、善雄善雄が名を連ねる。チケットの一般販売は2月27日10:00から開始。配信も行なわれる。
ビジュアルには紙袋を被った人物たちの姿が写し出されているほか、「さあ!パーティーの始まりだ!」というコピーが添えられている。
ゴジゲンは2020年の外出自粛期間中から「ステイホーム企画」として『ゲーム王は俺だ!』の配信を実施。2月13日に東京・Loft9 Shibuyaで『ゲーム王は俺だ!!!! stage Final』を有観客とオンラインで開催し、『朱春』のチケット先行販売を行なう。出演者は善雄善雄、奥村徹也、東迎昂史郎、松居大悟、目次立樹、本折最強さとし、神谷大輔。
また、今月から毎週水曜と土曜の21:00にゴジゲンの公式YouTubeチャンネルで『ゴジゲンのゴジtube』を定期配信。本日2月8日には活動休止明けの本公演の舞台裏を収録したドキュメンタリー『うら側さマイポレンド』が特別公開される。今後の内容の詳細は2月10日の生配信でも語られる。
松居大悟のコメント
やる正義もやらない正義もあって、途方に暮れながら太陽を睨みつけることしかできない。眩しいじゃねぇかこの野郎。今はまだ、本当にできるかどうかわからないけれど、やろうと思わないと中止や延期って判断もできないわけで。春に「朱春(すばる)」という新作公演をやります。やります。
ずっと申請を出し続けてきた、ザ・スズナリという劇場です。スズナリを楽しくて愛しい空間にします。客演を呼ばずに劇団員だけでお届けする、家から出られなくなった男たちのパーティーのお話です。桜の季節なので、外に出なくても桜なんて見せてやります。外に出ないと劇場まで見に来れないじゃないかなんて思ってしまう方、配信もやりますので、どうか覗き込んでもらえたら嬉しいです。
そしてもう一つ。ゴジゲンで、YouTubeをやります。このご時世で、表現の場を奪われる中で、挑戦したいなと思ったんです。最初は週に2回更新します。YouTubeに迎合して心を売っていたら、侮ってください。僕らは劇団ゴジゲンです。休止して、みんな演劇を辞めて、全てを諦めた果てにまた走りだした、地獄の放課後劇団。そもそも手ぶらなんだから、失うものは何もないよ!YouTubeスタートを記念して、ゴジゲンの休止から復活にまつわるドキュメント『うら側さマイポレンド』という映像を今日配信いたします。
演劇を愛する皆さま、ゴジゲンのゴジtubeのチャンネル登録をどうぞよろしくお願いします。そして、朱春、見てください。劇場でお待ちしておりますし、劇場でお待ちできることを祈っています。