『29歳問題』原作舞台を撮影した『29+1』1回限り上映 キーレン・パン来日
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©Kearen Pang Production
映画『29歳問題』の原作舞台を収録した『29+1』が、11月4日に東京・新宿ピカデリーで上映される。
今年5月に日本公開された『29歳問題』は、女優、脚本家、演出家として香港で活動するキーレン・パンが、自身の一人舞台を自ら映画化した作品。30歳の誕生日を前にマンションを一方的に追い出された主人公ヨックワンが、パリに旅行中の同い年の女性ティンロの家に仮住まいし始め、部屋で見つけたティンロの日記に綴られた彼女の幸せそうな日常に惹かれていくというあらすじだ。
原作舞台はキーレン・パンが主演、演出、脚本を務め、2005年に香港の小劇場で初演。その後、再演を重ねて2013年に一旦終演したが、2017年に香港で公開された映画版のヒットを受けて、2018年の3月から7度目の再演が行なわれた。現在までに累計上演数104回、のべ観客動員数6万1千人超を記録している。
舞台では正反対のキャラクター2人をキーレン・パンが1人で演じるほか、ゲストも出演する。ストーリーは映画とほぼ同じだが、観客との会話やダンスなどの演出も用いられているという。
今回の上映は、香港特別行政区行政長官の日本公式訪問にあわせて10月末から11月にかけて東京都内で開催される『香港ウィーク』の一環で実施。キーレン・パンも来日し、上映後にトークセッションを行なう。チケットの販売は10月14日からスタート。