アール・デコと非ヨーロッパ圏の出会い 東京都庭園美術館の展覧会に約85点
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ルイ・ブーケ『ブラック・アフリカ』1931年、Ville de Boulogne-Billancourt, Musée des Années 30 ©Musées de la Ville de Boulogne-Billancourt Photo : Philippe Fuzeau
展覧会『エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し』が、本日10月6日から東京・白金台の東京都庭園美術館で開催されている。
アール・デコは1910年代から30年代にかけてフランス・パリを中心に工芸、建築、絵画、ファッションなど全ての分野に波及した装飾様式。直線と立体の知的な構成と幾何学的模様の装飾が特徴になっている。
当時のフランスで美意識や造形に大きな影響を与えた「エグゾティスム」をテーマに据えた同展では、アフリカやアジアなどアール・デコのイメージソースとなった非ヨーロッパ圏の文化や美術との出会いに注目。絵画や彫刻からファッションまで、フランスの美術館所蔵の国内初公開作品を中心にした約85点を展示する。
また関連プログラムとして講演会やトークも予定されている。全プログラムに同展チケットが必要。事前申込制のものもあるため、オフィシャルサイトで詳細をチェックしよう。