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Sexy Zone 中島健人、大泥棒役の遠藤憲一に「セクシーサンキュー」を盗まれる

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リアルサウンド

 10月13日からスタートする日本テレビ系列土曜ドラマ『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』の第1話完成披露試写会とトークイベントが8日、都内で開催され、主演を務める中島健人(Sexy Zone)と遠藤憲一、石橋杏奈、中村倫也、板尾創路、稲森いずみが登壇。中島の得意技として知られる「セクシーサンキュー」を共演者たちがいじり倒し、会場は大いに沸き立った。

参考:中島健人の財布を盗むひょっこりはん【写真】

 今年1月から『週刊ヤングジャンプ』で連載が開始されたばかりの福田秀の『ドロ刑』を早くも実写化した本作は、窃盗犯を捜査する警視庁捜査三課を舞台に、新米刑事の斑目勉(中島)が、どんな証拠も残さない伝説の大泥棒・煙鴉(遠藤)とコンビを組み、様々な難事件に挑んで成長していく刑事ドラマだ。

 イマドキの新米刑事・勉を演じた中島は「土曜ドラマに10年ぶりに帰ってこられて幸せです」と、『スクラップ・ティーチャー 教師再生』(日本テレビ系)以来の土曜ドラマ出演に喜びのコメント。一方で、煙鴉を演じた遠藤は第一声から「セクシーサンキュー」と中島の持ちネタを器用に盗み笑いを誘う。「何で言わなかったの?」と遠藤から問われた中島は「今日は“ノーセクシー”だったのかなと思っていて……」と不意をつかれた様子を浮かべながらも「改めて僕からも、セクシーサンキュー,トゥー」と何とか持ち直す。

 さらに記者からの質問で現場での中島の様子を訊かれた共演陣。真っ先に遠藤は中島が“セクシー”に強いこだわりがあることを明かし、「はじめはよくわからなくて、面白い芸風だねって思った」と言う遠藤に、中島はすかさず「芸風じゃないです! 技です」とツッコミ。また、現場での仲良しエピソードを明かす中村からもギャグとして扱われるなど、共演者からのイジりに対して徹底的に「技です!」と貫く中島。会場に詰め掛けたファンからは黄色い歓声が飛び続けた。

 そんな中、遠藤の印象を訊かれた中島は「毎日かっこいいです。すごく渋い感じで3ヶ月間を過ごすんだろうなと思っていたんですけど、お会いしていくうちに見かけによらずチャーミングだと感じました」と、そのギャップを明らかに。アイスが好きだという遠藤に、“1日1アイス”として差し入れをしていることを明かした中島は「3回目でレスポンスとしてシュークリームを返してくれて、うれしかったです」とにっこりと微笑んだ。

 他にも俳優の先輩として現場での段取りや、刑事モノを演じるコツなどを伝授してもらっているという中島は、遠藤のことを「相棒とはまだ言えないです。先生です」と形容。すると遠藤は「単にセリフ覚えが悪いから手伝ってもらってるだけだよ」と照れ笑いを浮かべ、逆に「中島くんが先生だよ。頭が良くて知識も豊富」と絶賛。「いまは振り付けのレッスンをしてもらっている」と本作の主題歌でもあるSexy Zoneの「カラクリだらけのテンダネス」のサビの振りを教わっていることも明かし、中島と2人でそれを披露した。(取材・文・写真=久保田和馬)