WOWOWの新感覚モキュメンタリーに濱津隆之、荻野由佳、安藤優子、行定勲ら出演
映画
ニュース
「ザ・モキュメンタリーズ ~カメラがとらえた架空世界~」ロゴ
「ザ・モキュメンタリーズ ~カメラがとらえた架空世界~」が、3月と4月にWOWOWで配信・放送される。
全8話の本作は、架空の世界で社会の変化に翻弄される人々を1話完結で描いた新感覚モキュメンタリー。ドキュメンタリーの体裁をとったフィクションとして描くことにより、現実世界で起こっている物事の真実や社会の矛盾に迫る。テーマは、ニュース映像に映り込んでしまった透明人間、自分自身を株式公開する女性、「不正日本語取締法」が制定された日本、冷凍睡眠ビジネスなど多岐にわたる。
キャストは全員、本人役で出演。「インビジブル・ブルース」に濱津隆之、「(株)わたし」に石原良純、「WORD HUNTER」にキャスターの安藤優子、「マイナースポーツ・未来の星」に野球選手の片岡安祐美、「ドローン・クライシス」にNGT48の荻野由佳、「ハラハラ▼ハラスメント」に元芸人のマンボウやしろ、「冷凍睡眠ビジネスの闇」にモデルのアンミカ、「仮想俳優A」に映画監督の行定勲が参加した。
「虹色★ロケット」「ユートピア」で知られる伊藤峻太が脚本・監督を担当。BSフジにて「妖怪・東京太郎は今」「宇宙移民の光と影」などのモキュメンタリー作品を手がけてきた伊藤は「密着した方々はそれぞれ、視えない風潮に抗い、自分の価値を探し、道に迷い、社会の変化に翻弄されながらも必死に生きようとしていました。彼らの姿を通して、本当に大切なことや、より良く生きるヒントがちょっとだけ見えるような、そんな作品です」と語っている。
「ザ・モキュメンタリーズ ~カメラがとらえた架空世界~」は、3月29日20時にWOWOWオンデマンドで配信スタート。WOWOWプライムでも4月19日より放送される。「私の神は死なない」「見知らぬ人の痛み」の天野大地も監督として参加した。
※文中の▼は黒塗りハートマークが正式表記
ザ・モキュメンタリーズ ~カメラがとらえた架空世界~
WOWOWオンデマンド 第1~4話:2021年3月29日(月)20:00~配信
WOWOWオンデマンド 第5~8話:2021年4月26日(月)20:00~配信
WOWOWプライム 2021年4月19日(月)20:00スタート ※第1話無料放送
伊藤峻太 コメント
「我々は、虚実皮膜の間を縫う仕事をしている」と、師によく言われました。
「SF×モキュメンタリー」という手法は、まさにそれを体現していると感じます。作り物なのに、本当のことが映っている。今作は8つの異なる世界。密着した方々はそれぞれ、視えない風潮に抗い、自分の価値を探し、道に迷い、社会の変化に翻弄されながらも必死に生きようとしていました。彼らの姿を通して、本当に大切なことや、より良く生きるヒントがちょっとだけ見えるような、そんな作品です。