ここのがっこう卒業生・在校生が服作りに挑む記録映像『対話する衣服』
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『True Colors FASHION ドキュメンタリー映像「対話する衣服」-6組の“当事者”との葛藤 -』が3月5日からオンライン型劇場「THEATRE for ALL」と『True Colors Festival』の公式YouTubeチャンネルで配信される。
同作は、ファッションデザイナー、教育者の山縣良和が設立した私塾「ここのがっこう」から選抜された卒業生・在校生6人が、車椅子、義足を伴う身体や様々な体型のモデル6人と向きあい、服作りに挑む姿を記録したドキュメンタリー映画。
デザイナーは斎藤幸樹、シートウアン、市川秀樹、タキカワサ、田畑大地、八木華。モデルにはカイト、アオイヤマダ、大前光市、ちびもえこ、葦原海、須川まきこが名を連ねる。監督は記録映画『うたのはじまり』の河合宏樹。クライマックスシーンの写真、構成を中国・ハルビン出身の写真家リリー・シュウ、音楽を蓮沼執太が担当した。
同日3月5日には『True Colors FASHION メガ会議「多様性時代のファッションデザインとは?」』を手話通訳付きで開催。ファシリテーターに島影圭佑(オトングラス)、ゲストに落合陽一を迎える。
関連企画として3月15日から東京・渋谷スクランブルスクエア 12F Scene12で『True Colors FASHION「対話する衣服」展』を開催。6人の作品、リリー・シュウの写真を展示するほか、河合宏樹監督が創作過程を追ったドキュメンタリー映像を配信する。
山縣良和(ここのがっこう)のコメント
ファッションデザインの役割とは、様々な個性と生き方を拡張し、新たな人間像を表現することにある。僕は今回今まで味わったことのない人間像を目の当たりにした。