ルチオ・フルチのBD BOX2種発売、「新デモンズ」「墓地裏の家」など収録
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「ルチオ・フルチの新デモンズ」
イタリアの映画監督ルチオ・フルチの足跡をたどるBlu-ray BOXが、5月と8月に発売される。
ホラー映画「サンゲリア」「地獄の門」「ビヨンド」で知られるフルチ。5月19日に発売される「没後25年 ルチオ・フルチ大百科 晩期編」には、肝硬変を患ったフルチが高額な医療費を支払うために監督した低予算ホラー5作品が収録された。股裂きシーンが有名なスプラッター「ルチオ・フルチの新デモンズ」、病気のため途中でフルチが降板したとされている「サンゲリア2」、国内初ディスク化となるテレビ映画「ルチオ・フルチのクロック」、昏睡状態の少女の怨念が転校生に乗り移る「怒霊界エニグマ」のほか「ルチオ・フルチのホラーハウス」を観ることができる。
8月11日発売の「没後25年 ルチオ・フルチ大百科 爛熟期編」には、フルチの中期作品4本を収録。残酷シーンがふんだんに盛り込まれた「墓地裏の家」、エジプトの呪いを描いた「マンハッタン・ベイビー」、ダンススクールの生徒を襲う連続殺人事件を描いた「ルチオ・フルチのマーダロック」、エロティックサスペンス「イノセント・ドール 虜」が収められた。
なお「晩期編」の5作品は単品でもBlu-rayとDVDで発売。「爛熟期編」4作品はBlu-rayのみで単品発売される。