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「ゾンからのメッセージ」横浜で公開、来場者プレゼントに“スクリーンが主役”の短編

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「ゾンからのメッセージ」

鈴木卓爾が監督を務めた「ゾンからのメッセージ」が、10月13日より神奈川・横浜シネマリンで公開。来場者限定プレゼントとして、プロデュースと脚本を担当した古澤健による新作短編がURL形式で配布される。

「ゾンからのメッセージ」は、「ゲゲゲの女房」「ジョギング渡り鳥」などで知られる鈴木が「今日、恋をはじめます」の古澤によるオリジナル脚本を映像化したSF青春群像劇。20年前から謎の現象“ゾン”に囲まれた夢問町を舞台に、ゾンに留まる者やゾンを出て行こうとする者たちの人間模様が活写される。町がゾンに覆われたあとに生まれ、突如飛来したVHSの謎を解明しようとする羽佐間一歩に高橋隆大、一歩の幼なじみでゾンに魅かれる彼を心配する安藤麗実に長尾理世が扮した。

高橋と長尾が出演する短編映画は、横浜シネマリン全面協力のもと、横浜を舞台に撮り下ろされた作品。本編とは独立した短編でありながら、映画館から帰路に就いたあとも「ゾンからのメッセージ」の世界観を楽しむことができる仕掛けが施されたという。

古澤は「ポレポレ東中野での上映を経て、映画は映画館ごとに新しく生まれ変わるのだな、と改めて実感しました。そんな思いから、横浜シネマリンという場所ならではの新しい『ゾンからのメッセージ』を観客のみなさんと一緒に作っていきたいと願い、短編映画を作りました。『ゾンからのメッセージ』は制作から公開まで4年の月日をかけましたが、思い立った勢いで作るのも自主映画のよさだと思います。横浜シネマリンのスクリーンが主役の映画です。どうぞお楽しみに」とコメントした。

「ゾンからのメッセージ」には唐鎌将仁、石丸将吾、飯野舞耶、律子、古川博巳、山内健司も出演している。

(c)不写之射プロ / 映画美学校