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V6、25年で磨き上げた個の輝き Coming Centuryそれぞれの武器

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リアルサウンド

 昨年デビュー25周年を迎えたV6。全員が40代になった今も、彼らはさらなる成長と進化を求め、貪欲に稽古に臨んでいる。2月26日放送の『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(フジテレビ系)Season3「V6#1 Coming Century」では、森田剛、三宅健、岡田准一からなるComing Centuryの3人を中心とした姿が映し出された。

 岡田が芸能界入りしたのは14歳。バラエティ番組のオーディションをきっかけに、地元大阪からそのままバッグに入っていたドライヤー一つで上京した。極貧生活を送っていた岡田は、芸能界で長く生きていくための武器を探した。自ら選んだ道はアクション。カリ、ジークンドー、USA修斗といった複数の武術や格闘技のインストラクター資格を取得し、その能力を活かして、映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』や大河ドラマ『軍師官兵衛』(NHK総合)など、多くの映画、ドラマに出演してきた。岡田は自身の中に「普通の人には分からないズレがある」のだと言う。「もっと現状チャレンジできないのかなとか、そのあがきみたいなのがずっとある」「物作りの葛藤みたいなのが大きくなっていく。そこまで追い込めているのかとか、そういう悩みはいっぱいあります」と胸の内を明かした。

 森田は20代後半から舞台の面白さに目覚めた。初主演を務めたのが2005年、劇団☆新感線の舞台『荒神~AraJinn』。その後も、蜷川幸雄や宮本亜門の舞台や名だたる演出家が手掛ける舞台に主演を果たし、圧倒的な演技力と際立った存在感で、俳優としての評価を不動のものとした。「俺は舞台が好きだからやるんですよね」と語る森田。

 グループ最年長の坂本昌行は、三宅について「6人の中でけっこういろんなことを考えてんのは、健だったりするんですよ、本当に。グループのことだったり、それぞれのことだったりとか意外と。たぶん恥ずかしいから自分から言わないですけど」と明かす。13歳で事務所に入った三宅は森田との“剛健コンビ”で、ジャニーズJr.として当時異例の単独コンサートを開き人気を集めた。そんな三宅はデビューして10年が経った頃から自ら手話を学び始め、番組でナビゲーターも務めるようになった。きっかけは10周年を記念して行った握手会。その時に出会ったろう者のファンの手話に何も返すことができなかったことから、「すごい自分の中では心残りだったので。気になっていて、引っかかっていて。で、勉強してみようかなと思って」と語る。その一瞬の出来事を信念に変え、15年経った今もグループのコンテンツへと反映させている。

 25年という歩みの中で磨き上げた個の輝き。次回は坂本昌行、長野博、井ノ原快彦の3人からなる20th Centuryにスポットを当てたドキュメンタリーがオンエアとなる。