「東京ゴッドファーザーズ」舞台版キャストに松岡昌宏、「やりたい放題やる」
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左から松岡昌宏、マキタスポーツ、夏子。
5月に東京・新国立劇場 小劇場で上演される「東京ゴッドファーザーズ」の詳細が明らかになった。
「東京ゴッドファーザーズ」は、今敏監督の長編アニメーションを舞台化する新作。土屋理敬の上演台本を用い、同劇場初登場となる藤田俊太郎が演出を手がける。劇中では、クリスマスの一夜の東京を舞台に、元ドラァグクイーンのハナちゃん、自称元競輪選手のギンちゃん、家出少女・ミユキの3人のホームレスが遭遇する、“奇跡”の物語が紡がれる。
キャストには、松岡昌宏、マキタスポーツ、夏子のほか、春海四方、大石継太、新川將人、池田有希子、杉村誠子、周本絵梨香、阿岐之将一、玲央バルトナーが決定。松岡は「DVDを10数年前に、購入し、本当にこの作品の、ファンである自分にこのお仕事が舞い降りてきた嬉しさ」をまずは思ったと言い、「やりたい放題やらせて頂きます」と意気込みを見せた。
本作は新国立劇場の「人を思うちから」を冠したシリーズ3作品のうちの1つ。5月2・3日にプレビュー公演が行われ、6日から30日まで本公演が上演される。その後、6月4日から6日まで愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール、11・12日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、17・18日に群馬・高崎芸術劇場 スタジオシアターを巡演する予定だ。チケットの一般販売は4月3日10:00にスタート。なお、「人を思うちから」シリーズには、4月に三好十郎作「斬られの仙太」、6月に井上ひさし作「キネマの天地」がラインナップされている。
松岡昌宏コメント
まさか!? 東京ゴッドファーザーズが舞台になる?
そして自分にオファーがきた? 思ったことは2つです。DVDを10数年前に、購入し、本当にこの作品の、ファンである自分にこのお仕事が舞い降りてきた嬉しさ。
もう一つは、おそらく自分の年齢からして、間違いなく、元ドラァグクイーンのハナ役だろうなということ(笑)
やりたい放題やらせて頂きます。
新たなキャストの皆さん、スタッフの皆さんとの出会いに、胸を膨らませながら。
こんな時代! お客様には是非スカッとして頂きます!
人を思うちから 其の弐「東京ゴッドファーザーズ」
2021年5月6日(木)~30日(日)
※5月2日(日)・3日(月・祝)にプレビュー公演あり。
東京都 新国立劇場 小劇場
2021年6月4日(金)~6日(日)
愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
2021年6月11日(金)・12日(土)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
2021年6月17日(木)・18日(金)
群馬県 高崎芸術劇場 スタジオシアター
原作:今敏
上演台本:土屋理敬
演出:藤田俊太郎
出演:松岡昌宏、マキタスポーツ、夏子 / 春海四方、大石継太、新川將人、池田有希子、杉村誠子、周本絵梨香、阿岐之将一、玲央バルトナー