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松井玲奈の主演映画『幕が下りたら会いましょう』11月公開 筧美和子ら共演

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CINRA.NET

©avex entertainment Inc

映画『幕が下りたら会いましょう』が11月から東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。

同作のあらすじは、実家の美容室を手伝いながら劇団50%を主宰する売れない劇作家・斎藤麻奈美が、東京で働いていた妹・尚の死を知るというもの。長編映画初挑戦となる前田聖来がメガホンを取り、大野大輔と共に脚本を手掛けた。

斎藤麻奈美役で主演を務めるのは松井玲奈。松井は脚本の段階から何度も前田監督と話し合いを重ねたという。麻奈美の妹・尚役を筧美和子、麻奈美の母・京子役をしゅはまはるみが演じるほか、日高七海、江野沢愛美、木口健太、大塚萌香、目次立樹、安倍乙、亀田侑樹、山中志歩、田中爽一郎、hibiki(lol-エルオーエル-)、篠原悠伸、里内伽奈、濱田のり子、藤田秀世、出口亜梨沙、丘みどり、袴田吉彦がキャストに名を連ねる。主題歌はJamFlavor“CRY~戻りたい夜を~”。

発表とあわせて特報映像とティザーポスタービジュアルが公開。麻奈美と尚の姿が写し出されたティザーポスタービジュアルには、「私たちには『戻りたい夜』が多すぎる――。」というコピーが添えられている。
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松井玲奈のコメント

撮影期間中、ずっと深い穴に落ちたような気持ちでした。演じた麻奈美の心の糸がそれだけ絡まっていたのだと思います。撮影が終わった今も麻奈美や尚のことを思い出します。あの時こうしていれば、そんな局面は人生で誰にでもあって、見終わった後、自分にとっての「あの時」に素直な気持ちで触れられる作品になっていると感じています。

筧美和子のコメント

撮影が終わって日が経った今でも、この作品の1シーン1シーンが色濃く残っています。演技をする上で前田監督がとても繊細な心理描写にこだわってアドバイスをくださりました。改めて人の心の中、頭の中はとても複雑にさまざまな感情が混在していて、それを表現することの難しさ、楽しさを感じました。初めてのダンスや泥酔するシーンもあり、とても不安でしたが周りの方にサポートしていただきながら今出来る精一杯を振り絞りました。完成を楽しみにしています。そして多くの方に届くことを願っています。

前田聖来監督のコメント

コロナ禍で制作した本作が、まずキャスト・スタッフ陣が健康にここまでこれたということに感謝しています。企画段階から松井さんと打ち合わせを重ね、普段の制作とは違う刺激を受けながら作品を作り上げていくことができました。そうして生まれた多数のキャスト陣が織り成す、人間臭くどこか愛おしいキャラクターにもぜひ注目して頂きたいです。孤独感を感じる事も多い今、周りの大切な人々へ想いを伝えるきっかけとなる作品にできたと思っています。