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北川景子に野木亜紀子がテコンドーの当て書き?ドラマ「フェイクニュース」会見

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ドラマ「フェイクニュース」記者会見に出席した北川景子。

NHK土曜ドラマ「フェイクニュース」の記者会見が本日10月11日に東京・NHK放送センターにて行われ、キャストの北川景子と脚本を担当した野木亜紀子が出席した。

大手新聞社からネットメディアに出向してきた主人公・東雲樹が、フェイクニュースが飛び交う現代社会で事実をつかみ伝えようと奮闘するさまを描く本作。樹を北川が演じたほか、光石研、新井浩文、永山絢斗、矢本悠馬、岩松了、杉本哲太らもキャストに名を連ねる。

北川は初めての記者役について「今までは記事にしていただく側で、書く側の気持ちを考えたことがなかったなと。皆さんから取材を受けたときのことなど自分の経験も振り返りました」とコメント。また樹のキャラクターについて「このご時世、男性と女性に分けるのもナンセンスなのですが、男性社会の中で苦労を感じて闘ってきた女性」と説明し、「精神的な強さと思慮深さをしっかり出せるよう演じました」と役作りを語った。

メディアを題材にした作品を書いてみたかったという野木は「昔ドキュメンタリーを作っていたので、取材する側も経験しているんです。取材することの暴力性や、それでもやっぱり(メディアは)必要なものであるということを今でも感じることがあり、そのへんから書いていきました」と明かす。「デリケートな問題を扱っているので、リアリティとエンタテインメントのせめぎ合いの中で時間をかけて作り上げました」と続けた。

野木とのタッグは初となる北川は「自分に寄せて書いてくれてるんじゃないかと感じることもあった」と脚本を読んだときのことを回想。野木が「途中で北川さんが主人公に決まったんです。それでどう見ても美人なので、美人じゃない(設定)ってないよなと思って“美人記者”にしました」と説明すると、北川は樹の特技であるテコンドーについて「それも私だからですか?」質問する。「なんかいけそうかなって(笑)」と野木が答えると、北川は笑いながら「大変苦労しました」と返した。

最後に北川は「目にした情報をうのみにせず、取捨選択することが大切だと日頃から感じていました。この作品を通じてそういったことを投げかけることができてよかったなと思います。ネットが怖いんじゃなくて、扱う人間の問題なんだということを改めて感じられました」と述べ、会見を締めくくった。

ドラマ「フェイクニュース」は、前編が10月20日に、後編が10月27日にNHK総合にて放送される。

土曜ドラマ「フェイクニュース」

NHK総合 2018年10月20日(土)、27日(土)21:00~21:49