篠田千明による「超常現象館」プロジェクトがバンコクで始動、資金募集中
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篠田千明による企画『超常現象館(Supernatural Pavilion)』のクラウドファンディングプロジェクトが、7月27日までクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」で実施されている。
快快を脱退後、タイ・バンコクを拠点に活動する演出家・作家の篠田千明。約5年の間に知り合った友人たちと作り上げるという『超常現象館(Supernatural Pavilion)』は、8月から9月にかけてバンコクで開催されるアートフェスティバル『Bangkok Biennial』で展開するパビリオンのひとつ。『Bangkok Biennial』はキュレーターが存在せず、各自が自由に企画を発表するというスタイルを取っている。
『超常現象館(Supernatural Pavilion)』はバンコクの寺院で実施され、会期中には主に3つの作品を発表。ダンサーの福留麻理とのコラボ作品『5x5 Legged Stool』の再演、バンコクのナンロンから着想を得たダンスアーティスト・Aokidとの共作『Tiger, Tiger(仮)』、ゴッドスコーピオンと共にVRを用いて制作したインスタレーション『ZOO VR installation』がそれぞれ展開される。さらにゴッドスコーピオンとMyu(NYOTAIMORI TOKYO)によるVR作品を上演・展示する予定だ。
クラウドファンディングの目標金額は100万円で、7月27日の締切までに集まった全金額がファンディングされる。資金はリサーチ経費や冊子の制作、作品制作費などの費用として使用される。リターンにはプロジェクトのために実施したバンコクの心霊スポットのリサーチ内容を収めたアーカイブ本やオカルトマップを掲載したZINE、タイのお土産などのプランが用意されている。詳細はCAMPFIREで確認しよう。