中村梅雀主演の時代劇「殺すな」劇場上映＆放送決定、柄本佑や安藤サクラも出演

中村梅雀が主演を務めたオリジナル時代劇「殺すな」が、2022年1月28日より全国のイオンシネマ89館で上映。同年2月1日の19時から時代劇専門チャンネルでテレビ初放送される。

藤沢周平の短編小説を原作とする「殺すな」では、かつて妻を手に掛けてしまった浪人・小谷善左エ門と、同じ長屋に住む訳ありの男女、吉蔵とお峯の心模様が描かれる。善左エ門を梅雀、吉蔵を柄本佑、お峯を安藤サクラが演じ、中村玉緒、本田博太郎もキャストに名を連ねた。脚本を手がけたのは中村努。映画「座頭市二段斬り」「眠狂四郎 多情剣」などで知られる井上昭が監督を務めた。

井上が手がけたオリジナル時代劇「鬼平外伝 夜兎の角右衛門」「冬の日」でも主演を務めた梅雀は「この作品は普遍的な男女の愛を描いた物語です。そしてそれは現代社会にも通じるものであり、愛するものを失った者の苦痛、後悔、悲しさなど、いろんなものが凝縮されているとても深い人間ドラマだと思います」とコメントしている。

中村梅雀 コメント

待ちに待った、久々の井上昭監督の作品で、撮影を終えた今、出演することができて良かったと改めて感じています。
ワンカットワンカット、しびれるような集中力と雰囲気、余韻が感じられる、まさに夢のような現場でした。
この作品は普遍的な男女の愛を描いた物語です。
そしてそれは現代社会にも通じるものであり、愛するものを失った者の苦痛、後悔、悲しさなど、いろんなものが凝縮されているとても深い人間ドラマだと思います。
井上昭監督が丁寧に撮り上げ、私たち役者も心を込めて演じたこの作品、皆様にぜひご覧いただきたいと思います。

(c)「殺すな」時代劇パートナーズ