約2年の取材・執筆を経て、DULL-COLORED POP「福島三部作」第1部スタート
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DULL-COLORED POP vol.18「福島三部作 第1部『1961年:夜に昇る太陽』」より。(撮影:田子和司)
DULL-COLORED POP「福島三部作 第1部『1961年:夜に昇る太陽』」が、本日7月7日に福島・いわき芸術文化交流館アリオス 小劇場で開幕する。
2016年に活動を休止したDULL-COLORED POPの復帰作となる「福島三部作」は、3世代、3つの家族を通して、福島県と原発の歴史を3部構成で描くプロジェクト。11年に起こった東日本大震災を演劇作品として残すことを目的に、福島県にルーツを持つ作・演出の谷賢一が、約2年間の歳月をかけて取材および執筆を行ってきた。
「福島三部作」の第1部「1961年:夜に昇る太陽」には、DULL-COLORED POPの東谷英人、大原研二、塚越健一、百花亜希のほか、古屋隆太、井上裕朗、内田倭史、大内彩加、丸山夏歩、宮地洸成が出演。開幕に際し、谷は「笑えるシーンもたくさんありますが、楽しく観ているうちに現実の恐ろしさ、史実であるがゆえの禍々しい恐怖に引きずり込むような、そんな作品に仕上がりました」と手応えを語り、「福島に興味のない方でも、興味ありまくりの方でも是非観に来て下さい。演劇のできることとして、高い野心を持った作品です。お待ちしております」と観客に呼びかけた。
福島公演は明日7月8日まで。その後、7月21日から8月5日まで東京・こまばアゴラ劇場にて上演される。
谷賢一コメント
2年間に渡る綿密な取材を元に組み上げた構想に基づき、ユーモアたっぷり、詩情たっぷりに「震災の50年前の福島」を描き出しました。笑えるシーンもたくさんありますが、楽しく観ているうちに現実の恐ろしさ、史実であるがゆえの禍々しい恐怖に引きずり込むような、そんな作品に仕上がりました。
福島に興味のない方でも、興味ありまくりの方でも是非観に来て下さい。演劇のできることとして、高い野心を持った作品です。お待ちしております。
DULL-COLORED POP vol.18「福島三部作 第1部『1961年:夜に昇る太陽』」
2018年7月7日(土)・8日(日)
福島県 いわき芸術文化交流館アリオス 小劇場
2018年7月21日(土)~8月5日(日)
東京都 こまばアゴラ劇場
作・演出:谷賢一
出演:東谷英人、大原研二、塚越健一、百花亜希 / 古屋隆太、井上裕朗 / 内田倭史、大内彩加、丸山夏歩、宮地洸成