従軍した女性兵士の戦後描く「戦争と女の顔」予告&ポスター到着
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「戦争と女の顔」ポスタービジュアル
2019年に第72回カンヌ国際映画祭ある視点部門で監督賞、国際批評家連盟賞を受賞したロシア映画「戦争と女の顔」の予告編とポスタービジュアルが公開された。
本作は第2次世界大戦に従軍し、心身ともに傷を抱えた元女性兵士たちの姿を描いた作品。荒廃した街の病院で働く看護師イーヤ、イーヤの戦友で戦地から帰還したマーシャの2人が厳しい環境下で生きていくさまがつづられる。YouTubeで公開中の予告には発作のせいでマーシャの子供を死なせてしまうイーヤと、戦地の負傷で子供を産めない体になったマーシャの姿を収録。マーシャが「あなたが産んで」「私のために」とイーヤを妊娠へと導こうとする様子も確認できる。
新人のヴィクトリア・ミロシニチェンコがイーヤ、同じく新人のヴァシリサ・ペレリギナがマーシャ役で主演。証言集「戦争は女の顔をしていない」を原案に、カンテミール・バラーゴフが監督を務めた。7月15日より東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次封切られる。
(c)Non-Stop Production, LLC, 2019