柳楽優弥主演のサイコスリラー「ガンニバル」に笠松将、吉岡里帆らが参加
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上段左から吉岡里帆、笠松将、倍賞美津子。中段左から中村梅雀、北香那、杉田雷麟、志水心音。下段左から中村祐太郎、吉原光夫、六角精児、酒向芳。
柳楽優弥が主演を務めるドラマシリーズ「ガンニバル」に笠松将、吉岡里帆らが出演していることが明らかになった。
二宮正明のマンガをもとにした本作。山間の供花村(くげむら)に赴任した柳楽扮する警察官・阿川大悟が、1人の老婆の奇妙な死をきっかけに村の異常性に気付いていくサイコスリラーだ。
今回出演が発表されたのは11名。供花村を支配する後藤家次期当主・後藤恵介に笠松、大悟の妻・有希に吉岡、恵介の祖母・銀に倍賞美津子、恵介の父で村長の清に六角精児、恵介の弟・洋介に杉田雷麟、恵介の同級生・岩男に吉原光夫、恵介の幼なじみ・龍二に中村祐太郎、後藤家の中で特に凶暴な性格をしている睦夫に酒向芳がキャスティングされた。
また、ある事件をきっかけに笑顔を失った大悟の娘・阿川ましろを志水心音、後藤家から大悟たちを守ろうと奔走する男・さぶを中村梅雀、謎の失踪を遂げた前任駐在の娘・狩野すみれを北香那が演じている。笠松は「原作の面白さをより強く感じてもらえる映像作品になることを志しました」、吉岡は「原作を読んだ時の“身の毛がよだつ”という感覚を映像に落とし込める事にワクワクしました」とコメントした。
「ガンニバル」は12月28日よりディズニープラスのスターで独占配信。全7話で、初週は2話配信される。なお本作は、10月24日より開催の第35回東京国際映画祭への正式出品が決定している。
笠松将 コメント
原作の面白さをより強く感じてもらえる映像作品になることを志しました。 「後藤恵介」というキャラクターの葛藤が、撮影中の自分自身の葛藤ともリンクして、迷いながらも少しずつ答えを出していったように思います。いや、答えを出すしか無かったという方が適切かもしれません。そうやって追い込まれたことを、自分でも自然と受け入れて、僕を更に高みに引き上げてくれる「後藤恵介」を演じられたことが、30歳を迎える僕にとっていい出会いでした。楽しみにしていただけると幸いです。
吉岡里帆 コメント
日本各地に残る祭りや儀式といった独自の文化や風習と、ファンタジー色の融合が絶妙な本作。
原作を読んだ時の“身の毛がよだつ”という感覚を映像に落とし込める事にワクワクしました。
家族の再生物語というベースを大切にしながら、現場では主演の柳楽優弥さんを筆頭に監督やスタッフの皆さんと丁寧に撮影してきました。
先日東京国際映画祭への正式出品が決まったとの報告を聞き、これ以上ない場所でワールドプレミアを行えることが本当に嬉しいです。
サスペンスとしての構造と、バイオレンス描写のオリジナリティ、登場人物達の心の揺れ方はきっと原作ファンの方にも初めて作品に触れる方にも前のめりになりながら見て頂けるのではないかと思っております。
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