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「An Imperial Sake Cup and I -恩賜の盃と私」開幕、終演後にはQAセッションも

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「An Imperial Sake Cup and I -恩賜の盃と私」より。(Photo by takashi fujikawa)

「An Imperial Sake Cup and I -恩賜の盃と私」が、昨日10月28日に東京・東京芸術劇場 シアターイーストで開幕した。

これは、歴史学者のチャーンウィット・カセートシリが構成・出演を担うレクチャーパフォーマンス。演出をティーラワット・ムンウィライ(カゲ)、ノンタワット・ナムベンジャポンが担当する。2020年にタイで初演され、今回は「東京芸術祭 2022」の1プログラムとして上演される。

劇中では、1964年に当時の皇太子(のちに平成の明仁天皇)夫妻がタイを訪問した際、カセートシリが記念に賜った酒盃を起点とし、自身の個人史と合わせて世界的な社会の変容をたどっていく。

上演時間は50分で、終演後は約30分のQAセッションが行われる。開幕後、カセートシリは「緊張していましたが、無事に初日を迎えられて、ホッとしています。QAセッションにもたくさんの人が残ってくれて、とても嬉しかったです」とコメントした。公演は明日30日まで。

「東京芸術祭 2022」

2022年9月1日(木)~12月11日(日)
東京都 豊島区池袋周辺エリア

「An Imperial Sake Cup and I -恩賜の盃と私」

2022年10月28日(金)~30日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

構成・出演:チャーンウィット・カセートシリ
演出:ティーラワット・ムンウィライ(カゲ)、ノンタワット・ナムベンジャポン