小野晃太朗、新作公演「口火」は「生の短さのなかで、術の長さに振り回される話です」
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小野晃太朗新作公演「口火」チラシ表
「口火」が、12月8日から12日まで東京・アトリエ春風舎で上演される。
これは、2020年にAAF戯曲賞で大賞を受賞した小野晃太朗の新作公演。小野は、本作が自身の未上演の戯曲を全編書き直したものだと明かしつつ「今回は『休息』と『再開』についての視点を加え、技術とは、豊かさとはなにか?について思いを巡らせながら編み直します。生の短さのなかで、術の長さに振り回される話です」とコメントした。
出演者には、毛利悟巳、桂川明日哥、金定和沙、堀夏子が名を連ねた。
小野晃太朗コメント
何年か前に書いたものの上演することのできなかった「剽窃王」という戯曲を、全編書き直して上演します。
もともとは、資源を個人の資質に例えるようなイメージが頭の中にあって、油田が水田になっていくとか、激しいものから静かなものへと移り変わっていく、その変化の過渡期をどう過ごすかについてのお話だったのですが、今回は「休息」と「再開」についての視点を加え、技術とは、豊かさとはなにか?について思いを巡らせながら編み直します。生の短さのなかで、術の長さに振り回される話です。
小野晃太朗新作公演「口火」
2022年12月8日(木)~12日(月)
東京都 アトリエ春風舎
戯曲:小野晃太朗
出演:毛利悟巳、桂川明日哥、金定和沙、堀夏子

