“美的感覚”が真逆の世界? 尼神インター誠子×新川優愛W主演『ブスだってI LOVE YOU』放送決定
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テレビ朝日が若手クリエイターたちとタッグを組んだドラマが、年の瀬に2夜連続で放送。その第1夜、『ブスだってI LOVE YOU』の詳細が発表された。
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尼神インター誠子×新川優愛W主演による本作は、“美的感覚”が真逆になった世界が舞台の、異色のシンデレラストーリー。主人公は、異性から全くモテない三十路前の川端湯菜乃。美容室で働く湯菜乃は、美人で常に周囲から優遇されがちな24歳の町田美里に強いコンプレックスを持っている。そして陽菜乃は美容整形手術を受けることを決意する。「顔さえ美人になれば、全てがうまくいくはず」と思う湯菜乃だが、手術中の医療ミスによって昏睡状態に陥り、目が覚めたときには元の顔のまま。落ち込む湯菜乃だったが、その後男性からこれまでとは全く異なる対応をとられるようになる。湯菜乃が目覚めた世界では“ブサイクがモテて、美男美女がぞんざいに扱われる”価値観になっていたのだ。トントン拍子に全てが軌道に乗り始めていく湯菜乃の人生。一方、以前はちやほやされていた美里は、かつての湯菜乃のような存在に。湯菜乃が最後につかんだ幸せとは……。湯菜乃を、ドラマ初出演の尼神インター誠子が、また美里を新川が演じる。
本作の脚本を務めるのは、新進気鋭の劇作家・西条みつとし。元芸人で現在は劇団『TAIYO MAGIC FILM』の主宰も務めており、これまで映画『blank13』やドラマ『○○な人の末路』(日本テレビ)などの脚本を手がけ、バラエティー番組などの構成作家も担当。予想もつかないコメディ展開と衝撃的なラストで、緻密なストーリーを描くという。
また、翌日28日の第2夜はパニックコメディー『平成ばしる』が放送される。本作は、劇団ゴジゲンを主宰し、映画監督、脚本家、俳優としても活躍する松居大悟が手がけるノンストップパニックコメディー。「境界を越える」をコンセプトに、民放ドラマ初主演となる稲葉友と、ヒロイン役の阿部純子が、虚構と現実が入り交じる六本木の街中で究極のドタバタ劇を展開していく。
【尼神インター誠子(川端湯菜乃役)コメント】
美人役かな? と思ったらブス役だったのでビックリしました。ドラマが大好きなので、オファーが来たことが嬉しいです。ブス役という事なので、ブスの役作りをしなくちゃ! 撮影では新川さんと誠子、どっちが美人役をやっているんだろう? と観ている方が混乱しないようにしっかりとブス役を演じたいと思います。初主演、精一杯頑張るので“女優・誠子”をぜひ観て下さい!
【新川優愛(町田美里役)コメント】
今回の企画内容を聞いて、面白い感覚だと思いました。美里と湯菜乃さんとの対比が難しそうだなと思いますが、楽しく「ブス」を演じていけたらと思っています。個人的にはコミカルでかわいらしい誠子さんを見るのが楽しみです。
世界の美的感覚が変わることで「得るもの」「失うもの」。そしてたとえ「美人」と言われようが「ブス」と言われようが、忘れてはいけない大切な何か。色々な気持ちを味わっていける作品になると思います。
「容姿」を通して、いろいろな「心」の大切さを感じていただけたら嬉しいです。お楽しみにしていて下さい。
【西条みつとし(脚本)コメント】
ドラマにおもいっきりツッコミたいな。ドラマで見た事ない映像を見られないかな?
そんな企画を考えていた所、今回の物語が生まれてきました。
とは言いつつも、正直、この企画が通ると思っていなかったので、
これがテレビドラマで観られるのは本当に楽しみです。そして、ある意味怖いです。
この作品では、ドラマの中で、「ドラマ」が流れています。その「ドラマ」にも注目して欲しいです。
日本ドラマ史上、一番無駄なシーンだと思います。
無駄なシーンのクセに、ちょいちょい出てくる。
本編と同じくらいインパクトを与えてくれると思うので、是非、注目して頂きたいです。
(リアルサウンド編集部)