カラダは正直～わたしの日々の磨き方～ Vol.18 岡田智代と、日々変わっていく身体を整える

舞台人は、日々“身体”をどのようにケアし、磨き上げているのだろうか？ ステージナタリーのコラム「カラダは正直～わたしの日々の磨き方～」では、アーティストたちにストレッチやトレーニングを動画で披露してもらう。

第18回は、東京デスロック「再生」愛知公演への出演を控える、岡田智代が日々行うトレーニングを教えてくれた。静謐さと炸裂するエネルギーを併せ持つダンスで観る人を魅了する岡田は、現在66歳。おちゃめな人柄がにじむ楽しいトークと共に、その高い身体性の秘密を明かしてくれた。

普段、どんなときにストレッチやトレーニングを行っていますか？

散歩を兼ねたランニングや、ストレッチは時間のあるときにできるだけ行っています。

日々変わっていく身体を整えながら、できることできないことを見極めています。

トレーニングやストレッチを行う際に大切にしているポイントは？

呼吸には気を付けています。息を詰めず、流れるような呼吸を心がけています。特に音楽は流していません。たまに70年代ポップスをかけて気分を上げてます。

外では鳥のさえずりや落ち葉を踏む音、子供たちの遊ぶ声がBGMです。

プロフィール

岡田智代（オカダトモヨ）

1956年生まれ。ダンサー。幼少期から踊るが、大学卒業後は日本航空国際線客室乗務員として勤務。結婚し3児の母になったあと、2002年から再びダンサーとしての活動を始める。ソロ活動のほか、ジェローム・ベル、多田淳之介、捩子ぴじん、快快（FAIFAI）、山下残、モモンガ・コンプレックス等の作品に出演。2021年、山下彩子とダンスユニット・テヅルモヅルを始動。中高年対象のストレッチクラスや、支援学校でもワークショップを行う。ヨガインストラクター・アムリタ智代、地唄舞名取・桐崎鶴丸としても活動。2月25・26日に愛知・長久手市文化の家 風のホールにて北九州劇術劇場×三重県文化会館×長久手市文化の家 東京デスロック「再生」劇団＋現地バージョンツアー、4月21日にテヅルモヅル×清野美土「日常（仮）」が控える。