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現役高校生カワイ・ヒバリの監督作「そこに光があるなら」に中島瑠菜、美保純ら出演

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左から時計回りに中島瑠菜、南琴奈、田畑志真、美保純、田中奏生。

16歳の現役高校生監督カワイ・ヒバリの作品「そこに光があるなら」に中島瑠菜、南琴奈、田畑志真、田中奏生、美保純が出演することが明らかになった。

本作は、35歳以下の映像クリエイター発掘&育成プロジェクトである「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ(通称:HU35)」のファイナリスト作品。中学3年生の主人公たちが、コロナによって奪われた大切な時間を自らの手で取り戻そうとするさまが描かれる。

主人公の紗苗役に中島、同級生の桃子役に南、麻弓役に田畑、剛役に田中がキャスティングされた。また美保は紗苗の祖母役で出演する。「撮影終わりにそのまま学校に向かった」というキャストからの目撃エピソードもあるカワイ・ヒバリは「とにかく無我夢中でした。撮影期間は今まで感じたことないくらいあっという間に過ぎていって、でも毎日初めての経験が待っていて、楽しさやワクワクとともに駆け抜けられたと思います」と振り返る。中島らのコメントは以下に掲載した。

HU35のファイナリスト5組の作品は、制作過程に密着したドキュメンタリーとあわせて4月からHuluで配信予定だ。

カワイ・ヒバリ コメント

とにかく無我夢中でした。撮影期間は今まで感じたことないくらいあっという間に過ぎていって、でも毎日初めての経験が待っていて、楽しさやワクワクとともに駆け抜けられたと思います。友情!とか愛情!とか青春!とかを、ポップでキュートに描けたのではと思っています。中学生のたくましさを観てみてください!

中島瑠菜 コメント

35歳以下という企画だから出会うことができた、同い年のカワイ・ヒバリ監督とご一緒できたことが本当に嬉しかったです。演出に関する表現が同世代で似ていることもあり、共感できることが多く、ご一緒していて楽しかったです。カワイ監督は自分の中に強く思い描いているものがあって、撮影していく中でいろんな意見やアドバイスなどを取り入れながら、芯を強く持って自分の作品にしている姿がかっこよかったです。監督の曲げない強さを見て、自分もそうなりたいと思いましたし、尊敬しています。この作品が、同世代の方やその姿を見守ってきたご家族をはじめ、観てくださった方全員にとって、コロナ禍での生活が「上手くいかないことばかりだったな」というマイナスな思い出だけじゃなく、劇中の“天燈”のように「コロナ禍だったからこそできたこともある」と、いい思い出として振り返るきっかけになったら嬉しいです。ぜひご自身の経験と重ねてご覧ください!

南琴奈 コメント

まさか自分と同い年の方が監督だなんて! 思ってもなかったので本当にびっくりしました。新鮮ですごくワクワクしました。監督、キャストの皆さんが同年代でいつもワイワイしていてとっても楽しい現場でした。撮影の合間はお互いの写真を撮り合ったり、沢山おしゃべりをしたりして笑いが絶えなかったです。監督は演技の指導から方言の指導まで丁寧に教えてくださってとっても分かりやすかったです。私がすごく印象に残っているのが、最終日の朝、撮影終わりに監督がそのまま学校に登校していて本当に高校生なんだな、と思いました。キャスト4人で「仕事終わりに学校行くのって、かっこいいね!」と話していました。本当に今回の現場は今まで経験したことのないことが沢山あったのですごく貴重な経験をさせていただきました!
素敵な作品になっておりますので、ぜひ観ていただけると嬉しいです!

田畑志真 コメント

オーディションの時に監督さんの年齢が1つ下の15歳ということを聞き、とても驚きました。実際の撮影でも同世代で作り上げることで、チームとしての一体感がありましたし、毎日楽しく撮影していました。カワイ監督とは、歳が近いので話しやすかったですし、とても可愛らしい監督でした。リハーサルの時に監督からお手紙をいただいたのがとても嬉しかったです。コロナ禍になり、学校行事等が中止になることで、楽しみが減ってしまったという思いは皆さんも経験したと思います。実際に私も中学の修学旅行が中止になるなど、色々なことが制限されました。そんな中でも、この作品は目標に向かって突き進むこと、諦めないことを思い出させてくれるような青春物語になっていると思います。コロナ禍の時期を経験した私たちが今になって思うことが沢山詰め込まれているので、この作品を観て、少しでも明るい気持ちになっていただけたら嬉しいです。その光が皆様のもとに届きますように。
※編集部注:15歳はカワイ・ヒバリ監督のファイナリスト選考会当時の年齢。現在は16歳。

田中奏生 コメント

コロナ禍を描いた作品なので、僕たちが過ごしている日常に近く、何年か前の自分を見ているように感じました。こんなに日常に溶け込んだ作品に出させていただくことがあまりないので、いい意味で特別感なくナチュラルなお芝居をやろうというワクワク感がありましたし、この作品を観る方に、中学生の主人公たちがどんなことをやり遂げるのかというクライマックスをお届けしたいと思って臨みました。カワイ監督の発想がワクワクを与えてくれましたし、すごく熱心に堅実に取り組んでいらっしゃって、素晴らしい方だと思いました。ほぼ同年代の監督と役者さんとの共演だったので、意見のディスカッションもしやすかったですし、現場の雰囲気もすごく良くて、楽しかったです!

美保純 コメント

今回、私が出演したシーン自体は長くはありませんでしたが、パンデミックの3年分を振り返ったようでした。監督のような若い世代はコロナ禍をどのように感じていたのかと気になっていたのですが、大人よりも辛いことを我慢していたのかなと感じました。カワイ監督はニュートラルな表現を何パターンもできる方だと思っています。私は40歳を過ぎてから短編作品を作りましたが、若い頃の方が物事を引いて見る力が強かったり、頭が柔らかくていろんなことを受け止められたりすると思うので、若い方には新しい作品の作り方にどんどんチャレンジしてほしいです。

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