大島依提亜がディレクション、「エブエブ」三者三様の日本オリジナルポスター
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本秀康による「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」の日本オリジナルオルタナティブポスター。
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」の日本オリジナルオルタナティブポスター3種が公開された。
日本オリジナルポスターは、イラストレーター・マンガ家の本秀康、マンガ家の西村ツチカ、イラストレーターの羽鳥好美の3名が描き下ろし、グラフィックデザイナーの大島依提亜がクリエイティブディレクションを務めたもの。
本は、ミシェル・ヨー演じるエヴリンが劇中で並行世界(マルチバース)にバースジャンプして変身する“カンフーの達人”をメインに、歌手・シェフ・看板回しのパフォーマーと変幻自在に能力を駆使する姿を油絵で表現した。西村はキー・ホイ・クァン演じるウェイモンドをフィーチャーし、摩訶不思議な空間デザインでマルチバースを描写。羽鳥は人類の突然変異で指がソーセージのように変容した“ソーセージ・フィンガー”の世界に生きるエヴリンと、ジェイミー・リー・カーティス扮するディアドラの切ない愛の一幕をドリーミーなタッチで描いた。
ポスター3点は東京・六本木 蔦屋書店にて期間限定で展示される予定。詳しくは映画公式Twitter、公式サイトで発表される。なお3名のクリエイターと大島によるコメントは以下に掲載した。
A24による「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」は3月3日に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナートが監督を務めた。
大島依提亜 コメント
色々な世界を行き来するエヴリンよろしく、本秀康さん、西村ツチカさん、羽鳥好美さんという心強い“バース・ジャンパー”たちを迎えて、ポスターもマルチバース展開してみました。
さて本作、昨年日本で観れるA24作品全視聴マラソン(およそ100作)を遂行した自分も納得のA24ベスト級の作品となっております。是非劇場で。
本秀康 コメント
厳しい修行の行程をすっ飛ばして、いきなりカンフーの達人に! こんな手があったとは! 最高です!!
ミシェル・ヨーのバラエティ溢れる奇抜なカンフーアクションの連続に胸が踊ります。そのワクワク感を絵で表現してみました。
西村ツチカ コメント
主人公エヴリンだけでなくその夫ウェイモンドにもいくつもの人生の物語があったと思うと、彼の親しみあふれる表情や仕草のひとつひとつに可能世界を感じられるようになり、ますます引き込まれました。彼を中心にしてグワーッと描きました!
羽鳥好美 コメント
一見コミカルでありながらどこか切ない浅い夢の中のようなバースには、アンニュイで緩やかな時間の流れを感じます。淡い光とコーラルピンクに彩られた御揃いで過ごす二人の場所を、白にふっと色が溶け込むかのようなタッチで描きました。
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