アーティストの“創作のお供” Vol. 1 TERU(GLAY)の創作を支える相棒
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常日頃よりゼロからイチを生み出す作業に従事しているアーティストたち。そんな彼らにとって創作の源になっているものとはなんだろう? そんな疑問を探る本コラム。第1回には近年メキメキとコンポーザーとしての頭角を表しているGLAYのTERU(Vo)に“創作のお供”を聞いた。
音楽制作における欠かせない、あなたの「創作のお供」は?
作詞作曲時の源はお酒。
最近函館スタジオで飲んでるウィスキーがあるんですが、昨年青森から函館にウィスキー作りで来た方と仲良くなり、函館産の「BEHIND THE CASK」のウィスキーをよく飲んでおります。
いつから愛用 / 活用していますか?
デビューしてからずっとそうですが、程よいお酒の量で想像力が広がり過ぎて、作詞に関しては次の日に見ると恥ずかしい時が多々あります。
ギターとかDEMOを作る時に弾くんですが、その時に浮かぶフレーズなどはお酒が入ってる時の方が自由な発想で作れたりするので、コードに対して不思議なギターの旋律が弾けたりすると、それを翌日冷静な耳で聞いた時にすごく良い味になっているなと思うことがよくあります。
その「創作のお供」に向けてひと言伝えるとしたら?
ほどほどに。
音楽制作(レコーディング、作詞、作曲、編曲 etc.)において一番大切にしていることを教えてください。
自分らしい言葉遣いだったり誰に向けて歌うのか?を大切にしてます。
TERU
1971年生まれ、北海道函館市出身。GLAYのボーカリスト。1988年にTAKUROに誘われGLAYを結成し、1994年にシングル「RAIN」でメジャーデビュー。1990年代後半に「グロリアス」「BELOVED」「HOWEVER」と立て続けにヒット曲を発表し、トップアーティストの仲間入りを果たす。1999年7月には千葉・幕張メッセ駐車場特設会場にて20万人を動員するライブを開催。当時有料の単独ライブとしては日本最多観客動員を記録した。2010年以降は自主レーベル「LSG」を拠点に活動中。2023年2月に61枚目のシングル「HC 2023 episode 1 - THE GHOST/限界突破-」をリリースし、3月よりロングツアー「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2023」を開催中。