第2次世界大戦下のスロバキアが舞台の愛憎劇「未来は裏切りの彼方に」特報解禁
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「未来は裏切りの彼方に」場面写真
「未来は裏切りの彼方に」の特報がYouTubeで解禁。あわせて場面写真と監督を務めたペテル・マガートのコメントも到着した。
本作の舞台は、第2次世界大戦下のスロバキア第一共和国。所属する歩兵部隊で訪れていた娼館から逃亡した兵士ジャックは、流産したばかりの妻エヴァと再会し、脱走兵であることを隠して田舎の軍需工場で働き始めることに。しかしある日、娼館にいた女・キャットが工場の経営者と結婚するため村にやって来る。ジャックをラクラン・ニーボア、エヴァをアリシア・アグネソンが演じた。
公開された特報には、ジャックがエヴァを抱きしめるシーンや、キャットが笑顔で銃を向ける姿が映し出される。主要キャストを捉えた場面写真は6点解禁された。マガートは「観るべき1番の理由は、あらゆる芸術が美しく絡み合うことじゃないでしょうか。1時間半、その美しい流れ、エヴァとジャックの物語、に浸ってもらえたらと思います」とコメントしている。
「未来は裏切りの彼方に」は、4月14日より東京・アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。
ペテル・マガート コメント
私たちが作ったのは、ラブストーリーですが、伝統的なそれではありません。愛は、何世紀、何千年にわたって続く普遍的なテーマです。でもここで描かれるのは、人間の愚かさに傷付く愛です。戦争、被害妄想、嫉妬などは本当に愚かなものですが、第2次世界大戦のときも、今も同じように、私たちはお互いを傷付け合っています。
歴史物が好きじゃない方は、ラブストーリーを楽しめるでしょう。ラブストーリーが苦手な人は、逆に歴史的な部分を楽しめると思います。他人の失敗から学べる人なら、この映画はまさにあなた向けです。でも、観るべき1番の理由は、あらゆる芸術が美しく絡み合うことじゃないでしょうか。1時間半、その美しい流れ、エヴァとジャックの物語、に浸ってもらえたらと思います。
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