真木よう子が今泉力哉監督作「アンダーカレント」で主演
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「アンダーカレント」イメージビジュアル
真木よう子が、今泉力哉監督作「アンダーカレント」で主演を務める。
豊田徹也による同名マンガをもとにした本作。家業の銭湯を継ぎ、順風満帆な日々を送っていたかなえは、夫・悟が失踪したことで途方に暮れてしまう。一時休業していた銭湯の営業を再開すると、「働きたい」という謎の男・堀が現れる。かなえは探偵・山崎と悟を探しつつ堀と奇妙な共同生活を送るが、ある事件を機に堀、悟、そしてかなえが閉ざしていた心の深層(アンダーカレント)が浮かび上がってくるのだった。澤井香織と今泉が脚本を担う。
かなえを演じる真木は「大好きな原作だったので、断る理由がありませんでした」と振り返り、「ショックのあまり気を失った初めての作品です」とコメント。今泉は「きっと真木さんにしか演じ得ない、かなえがこの映画には写っています」とつづっている。
「アンダーカレント」は2023年秋に公開。なお特別映像がYouTubeで公開中だ。
真木よう子 コメント
原作をかなり前に読んでいて、この作品を映画で表現できたらと思うことがあり、まさか本当に映画化され、自分にオファーをいただけるとは驚きました。
大好きな原作だったので、断る理由がありませんでした。
今泉さんは、彼の中でもう既に絵を描いているタイプの監督なので、
そのような方には信頼し、全てお任せするようにしています。
普段は監督と相談したり等しますが、今回それはしないようにしました。
私は、しばしば役に入り込むあまり、撮影期間中はかなり辛かった事を覚えています。
ショックのあまり気を失った初めての作品です。
どうか映画館にて見届けて頂けたら幸いです。
今泉力哉 コメント
真木よう子さんとご一緒できたこと、とても光栄でした。真木さんは、かなえを演じるにあたって、日々、真剣に、深く、そこにいてくれました。銭湯での撮影時に、私が現場で脚本を手にして迷っていると、誰かが背後から私の肩にふっと手を置いて励ましてくれて。振り返ると、それは真木さんの手でした。なんと心強かったことか。きっと真木さんにしか演じ得ない、かなえがこの映画には写っています。本当にこの映画が必要な人に、その悩みを知る人に、この映画が届きますように。
(c)豊田徹也/講談社 (c)2023「アンダーカレント」製作委員会