高ちゃんが貴ちゃん抑えMVP「もう中学生大会」、ヨネダ2000誠はベスト誠賞逃す
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どちらの「たかちゃん」がMVPなのかわからず困惑するジョイマン高木とパンサー尾形。
昨日3月17日、もう中学生が主宰する「第1回もう中学生大会8」が東京・ルミネtheよしもとで開催された。
「第1回もう中学生大会」は、大会実行委員会のもう中が考案した奇想天外なゲームやアトラクションに何も聞かされていないゲストの芸人たちが挑戦する催し。幕が上がると、サングラス姿のもう中学生が格闘技イベントのようなテンションで「1月以来二度目のお雑煮を食べるなら、今だ!」などと前口上を述べ、威勢よく「出てこいや!」と出場者を呼び込んだ。
今回エントリーしたのは、ヨネダ2000、三四郎、ライス、囲碁将棋、たかちゃん&たかちゃん(ジョイマン高木とパンサー尾形貴弘)の5組。もう中いわく、席は「オリオン座を意識した配列」で設けられ、「毛量のバランス」を見てたかちゃん&たかちゃんだけコンビ同士で別々に座った。和やかな雰囲気が「もう中学生大会」の魅力だが、もう中はなぜか「血で血を洗う90分の大会」と煽る。一方で、「ドリンクセットみたいな状態」「たこ焼き3舟みたいな気持ち」「たこ焼きの満タンスタンプカードみたいな気持ち」になるだろうと期待させた。
出場者それぞれの決めフレーズを“斉唱”する恒例の開会式は、ヨネダ2000誠の「絶対に成功させようね」斉唱、囲碁将棋の「どうも。囲碁将棋です。テンション上げて」斉唱、ライス関町の「ママ、ママ」斉唱、三四郎の「小宮一緒に風呂に入ろう。やだよ。三四郎のオールナイトニッポン」斉唱が滞りなく行われたが、たかちゃん&たかちゃんはやったことのない「高ちゃんが貴ちゃんのいいところを言って、貴ちゃんがサンキューと応答。3連発」斉唱に困惑。高木が「サンキュー、お灸」などとうまく韻を踏んでいるのに自分は「サンキュー」だけでは工夫がないと思ったのか、尾形は「サンキュー」のアレンジギャグを全力で披露し、自滅する。
また、尾形は囲碁将棋・根建による「シビック、自分で買いたいんすよ俺」斉唱にも協力。根建のセリフが微妙に間違っていたことを三四郎・小宮に指摘されてやり直ししたものの、今度は尾形が「ちょっとワニっぽかった。もうちょっと人間らしく」ともう中に注意されてしまう。最後はもう中学生が「ファミコン」斉唱。某PRGの建物に入るときの音を「サヴァッサヴァッ」と口で奏でてみせる。しかし自分の中で納得がいかなかったようで、改めて「ドガドガドガ」と毒の沼地を歩くときの音を披露し、満足げ。
その後、出場者たちは横一列に並んでもう中の用意した体育館を受け渡しながらの準備運動に取りかかる。この動作には、しっかり体側を伸ばすことができるだけでなく、「クイックルワイパー効果」も。もう中は「帰ったらおうちの隅見て。隅きれいになってるから」と驚きの効果を紹介した。
最初の競技は、流れてくる屋形船でどんな会話が繰り広げられているか、その吹き出しの中の文章を読み取る「動体視力船」。確認できた文章や言葉をスケッチブックに書き取った一同は、もう中に「これは?」「これは?」と子供のように見せて次々と合格をもらっていく。どさくさに紛れてクリアしていた関町は、ほかの出場者から「全然違う!」と突き出され、この日初めての失格を食らう羽目に。対してヨネダ2000愛は「永久正解」と甘やかされていた。
続いて、プレイヤーが寿司屋の大将となり、5人の注文を同時に聞いて誰が何を食べたがっているのか当てる「聖徳大将」、ボウリングのレーンを全員でつなぎ、もう中扮するボールやモノレールをピンのところまで運ぶ「もうタクバンバン」、脳トレ的要素もある「クイズ!もうベルSHOW」といった競技に取り組んだ一同。エンディングでは配信の関係で既存の楽曲を使えないため、「もう中学生大会のテーマ」を即興で歌いながら作っていき来場者や配信視聴者とお別れした。
なお、表彰式では受賞確実かと思われた誠が「ベスト誠賞」を新海誠監督に奪われるという波乱もありながら、「ベストフェアプレー賞」を根建、「ベスト愛賞」を愛、「ベストちゃん賞」を「仁ちゃん」としてライス田所が、そしてMVPを高ちゃんが獲得。配信カメラにはほぼ「映せない」ものの貴重ではある品々が贈られた。
この公演は明日3月19日(日)19時までFANY Online Ticketで視聴可能。チケットは同日正午まで販売されている。