ブラムハウスが放つ“体感型”スリラー公開、白人至上主義の女性たちが思わぬ事態に
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「ソフト/クワイエット」ポスタービジュアル
「セッション」「ゲット・アウト」などで知られるブラムハウス・プロダクションズが手がけた「ソフト/クワイエット」が、5月19日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。
本作は92分の全編をワンショットで映像化した“体感型”クライムスリラー。マイノリティへの偏見を持つ白人女性たちが、あるトラブルをきっかけに思わぬ方向へと転じていくさまを通して、アメリカで社会問題化しているヘイトクライム(憎悪犯罪)の狂気をえぐり出す。
とある郊外の幼稚園に勤める教師エミリーは「アーリア人団結をめざす娘たち」という白人至上主義のグループを結成。多文化主義や多様性が重んじられる現代の風潮に反感を抱く女性6人が会合に集まり、過激な思想を共有して大いに盛り上がる。やがて彼女たちはエミリーの自宅で2次会を行うことにするが、立ち寄った食料品店でアジア系の姉妹と激しい口論に。腹の虫が治まらない彼女たちは、いたずら半分で姉妹の家を荒らすことを計画するが、それは取り返しのつかない犯罪の始まりとなる。
主人公エミリーをステファニー・エステスが演じたほか、オリヴィア・ルッカルディ、エレノア・ピエンタ、メリッサ・パウロ、シシー・リー、ジョン・ビーバースらが出演。インディペンデント映画や舞台で経験を積んだキャストが集結した。監督のベス・デ・アラウージョは自らのオリジナル脚本を映画化し、長編デビューを飾った。
本作のムビチケオンライン券は3月24日に発売。本国ポスターデザインのスマートフォン用壁紙が特典として付属する。
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