津野励木の初長編、コメディアクション「MAD CATS」今秋公開
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「MAD CATS」海外ビジュアル
津野励木の監督作「MAD CATS」が、2023年秋に東京・新宿シネマカリテで公開されることがわかった。
本作は短編「CRYING BITCH」で知られる津野が初めて長編を手がけたコメディアクション。主演は「CRYING BITCH」に出演したミネオショウと、ミスiD 2021で戦うヒロイン賞に輝いた絢寧が務めた。彼らのコメントは以下の通り。YouTubeでは予告編が公開中だ。
「MAD CATS」は第41回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭に正式出品されるほか、本年度の台北金馬ファンタスティック映画祭、ファンタスポア・ポルトアレグレ国際ファンタスティック映画祭でも上映される。
ミネオショウ コメント
「MAD CATS」は、個性溢れるキャストによる小ボケ連発のコメディアクション映画です! 壮大なオープニングから不思議な世界観に引き込まれると思います。全編アフレコなので一つ一つの音にも監督がこだわっています。
エンタメ不足の方にも満足頂ける津野ワールドを是非楽しんでください。
絢寧 コメント
謎の少女アヤネ役を演じさせていただきました。絢寧です。今作品で初めてオーディションを受け、こんなにも素敵な作品で素敵な役を演じられた事を誇りに思います。今後アクション界で名を残していくきっかけとなるような作品に仕上がっていると思います。「MAD CATS」を是非よろしくお願い致します。
津野励木 コメント
インディーズだけど壮大(ロケ地が)。インディーズだけど誤魔化さない(アクションを)。インディーズだからと言って妥協してはいけない(全てに)。そんなワガママに付き合っていただいたキャスト・スタッフの皆様のおかげで、3年越しにようやく、やっと、ついに、完成させることが出来ました。学年に一人はいる、ヒエラルキーのどの階層にも属さない…でも何故か目立ってる変なヤツ(良い意味で)みたいな映画として、お客様の記憶に残ってくれれば嬉しいなと思っています。
浦野大輔(製作総指揮)コメント
海外における日本映画の市場はごくわずかです。日本映画で世界のファンを増やすためにどうしたらいいか? 津野監督の前作の短編映画が世界の観客を魅了しているのを劇場で目の当たりにした時、多くのヒントを掴みました。今回の「MAD CATS」は海外の映画ファンを意識した作品です。この作品の海外展開を通して、日本映画界に微量たりとも変化がもたらせることができたら本望です。
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