「濃密なくだらなさの60分」明日のアーの新喜劇スタート、追加公演も決定
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明日のアーの新喜劇「親切な寿司屋が信じた『3000万あるんですけど会ってもらえますか?』」より。(撮影:明田川志保)
明日のアーの新喜劇「親切な寿司屋が信じた『3000万あるんですけど会ってもらえますか?』」が、本日3月28日に東京・木馬亭で開幕する。
大北栄人が作・演出を手がける本作には、八木光太郎、高木珠里、よシまるシン、山村麻由美、7A、藤原浩一、金井球、お笑いトリオ・ハチカイの警備員らが出演。大北は作品について、「演劇団体がふざけだした危ない香りが漂っていますが、ただただ真顔でコメディのことを考えた結果の新喜劇です」「今までの明日のアーのくだらないものを、現代における共同体の在り方の物語に乗せたこの演劇を見て、私は美しさを感じています。ここまで濃密なくだらなさの60分は今後10年ない。でも20年だとある。そんな演劇です」と説明した。
上演時間は約1時間5分で、公演は3月30日まで。またこのたび、4月22日に同会場で追加公演が行われることが決定した。
大北栄人コメント
演劇団体がふざけだした危ない香りが漂っていますが、ただただ真顔でコメディのことを考えた結果の新喜劇です。実は近年どんどん真顔になってきてまして、真顔でコメディのことを考えてます。くだらないものはなぜ美しいのだろう。SNSや賞レースなどいまだかつてなくお笑いが盛り上がっている今ですが、くだらないもの自体はそう多くはありません。でもくだらなさには美しさとも言えるなにかほれぼれするような気持ちがある。今までの明日のアーのくだらないものを、現代における共同体の在り方の物語に乗せたこの演劇を見て、私は美しさを感じています。ここまで濃密なくだらなさの60分は今後10年ない。でも20年だとある。そんな演劇です。
明日のアーの新喜劇「親切な寿司屋が信じた『3000万あるんですけど会ってもらえますか?』」
2023年3月28日(火)~30日(木)
東京都 木馬亭
作・演出:大北栄人
出演:八木光太郎、高木珠里、よシまるシン、山村麻由美、7A、藤原浩一、金井球、警備員(ハチカイ)
スタッフ兼出演:栗田ばね、張江浩司、トチアキタイヨウ