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人力舎の若手No.1決める「バカ爆杯」でバローズ優勝、審査員の小木らは昔を懐かしむ

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ナタリー

「第3回バカ爆杯~決勝戦~」で優勝したバローズ。

プロダクション人力舎の若手No.1を決めるバトルライブ「第3回バカ爆杯~決勝戦~」が昨日4月1日、東京・新宿Fu-で開催され、バローズが優勝した。

プロダクション人力舎の定期ライブ「バカ爆走!」発の「バカ爆杯」。岡野陽一とキズナ武田がMCを務めた決勝戦には、芸歴5年目以下の12組が出場し、観客、配信の視聴者、作家が1点、審査員のアンジャッシュ児嶋、おぎやはぎ小木、北陽・虻川が10点の持ち点でネタを審査した。

オープニングでは、20年以上前に「バカ爆走!」に出演していたという小木が「新宿Fu-の前を歩くこと自体が20年以上ぶりだったの。ずいぶんきれいになってるなーと思いながら1人で楽屋に入ったら、児嶋さんがあのときにいつも座ってた席と同じ場所に座ってて、それが懐かしくてすごくよかった(笑)。『忘れてないんだ!』と思った」「児嶋さんはいつも1人ぼっちだった。楽屋で気難しそうにずっと考え事をしていて、怖い存在だったの(笑)」と感慨深げに語る。さらに児嶋と虻川も会場の壁に貼ってある香盤表を指さして「懐かしい!」とはしゃぎ、思い出話が止まらなくなってしまい、キズナ武田がたまらず「懐かしい話で終わっちゃう!」とストップをかけた。

バトルでは、いろはラムネ、ダックワーズ、ソルトレイク、雨傘、みたらし祭り、エリクトン、パルテノンモード、春日向のように、海を売る男、バローズ、竹内ズ、あおいちゃんの順にネタを披露。児嶋は「1年目の俺らのレベルと全然違う!」と感心し、「俺らは照れちゃって声が出てなかった」「ネタに自信がないと板付きで立ってるときにすごくドキドキするんだよね!」と若手時代を振り返る。また虻川が「掴みがウケなかったときも怖いですよね」と話すと、小木と児嶋も「あれ、怖いんだよねー!」と同意していた。

全組のネタが終了し、1位がバローズ、2位があおいちゃん、3位がみたらし祭りという結果に。優勝が決まったバローズは賞金15万円と副賞の「人力舎関連の地方の会館ライブに5回出られる権利」を獲得。バローズ徳永は「本当に狙ってたんですよ! 1年前に負けてから、これを獲るためにネタを作ってきました」と喜び、相方・ちゅらは「今年結果が何も出なかったら解散も考えてました」と並々ならぬ覚悟で臨んでいたことをアピールする。そんな2人を小木は「この感じで辞めるとか言ってたら、たぶん来年いないよ。辞めるなんて全然考えなくていいよ。すごいんだから、お前ら!」と激励。児嶋から「こんな熱い小木さん初めて見た!」と驚かれると、「まあ、俺が1位にしたのは違う人なんだけど」と明かして一同の笑いを誘った。

公演の模様とアフタートークは4月30日(日)23時59分までアーカイブ配信中。視聴チケットはJINRIKI STATION、ZAIKOで販売されている。