サイレント映画などで活躍、“宿命の女”ルイズ・ブルックスの特集上映
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特集上映「『ハリウッドのルル』刊行記念 宿命の女 ルイズ・ブルックス」ビジュアル
サイレント期のアメリカ映画界で活躍した女優ルイズ・ブルックスの特集上映「『ハリウッドのルル』刊行記念 宿命の女 ルイズ・ブルックス」が、4月8日から21日まで東京・シネマヴェーラ渋谷で行われる。
1925年に「或る乞食の話」で銀幕デビューしたブルックスは、17本のサイレント映画と8本のトーキーに出演したのち、1938年に映画界を引退。晩年は、映画と写真の博物館ジョージ・イーストマン・ハウスのキュレーターの助けを得て映画に関するエッセイを書くようになり、1982年出版の「ハリウッドのルル」はベストセラーになった。
特集上映は「ハリウッドのルル」邦訳版の刊行を記念して企画されたもの。同書では主演映画の舞台裏、ハリウッドスターや監督たちとの交友が闊達な文章でつづられており、すべての男女を破滅に導く“宿命の女”ルルを演じた代表作「パンドラの箱」をはじめ、「人生の乞食」「淪落の女の日記」などブルックスの出演作と、同書で取り上げられた作品がラインナップされた。
「ハリウッドのルル」刊行記念 宿命の女 ルイズ・ブルックス
2023年4月8日(土)~21日(金)東京都 シネマヴェーラ渋谷
<上映作品>
「百貨店」
「チョビ髯大将」
「港々に女あり」
「人生の乞食」
「パンドラの箱」
「淪落の女の日記」
「ミス・ヨーロッパ」
「風」
「嘆きの天使」
「三文オペラ」
「牝犬」
「化石の森」
「愛の勝利」
「スカーレット・ストリート」
「悪魔の往く町」