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「1PM」予告公開、ジャン=リュック・ゴダール「撮影の時点で編集は終わってる」

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「1PM-ワン・アメリカン・ムービー」メインビジュアル (c)Pennebaker Hegedus Films / Jane Balfour Service

ジャン=リュック・ゴダールが完成させることを放棄した「1AM」(「ワン・アメリカン・ムービー」)をめぐるドキュメンタリー「1PM-ワン・アメリカン・ムービー」の予告編がYouTubeで解禁された。

1968年、ゴダールは「1AM」という企画で、アメリカの反体制的な政治と文化に目を向けたドキュメンタリー映画を制作していた。しかし、D・A・ペネベイカー、リチャード・リーコックと共同で作業していた同企画は、編集段階で頓挫。そのフッテージをペネベイカーがつなぎ合わせ、「1PM-ワン・アメリカン・ムービー」として作り上げた。

このたび公開された映像には、タバコを手に持つゴダールが「撮影の時点で編集は終わってる。ただつなげるだけ」と話す姿や、ロックバンド、ジェファーソン・エアプレインの屋上パフォーマンスが映し出される。また本作の上映期間中にリバイバル上映されるゴダールの監督作「中国女」と、「中国女」をめぐる日本初公開のドキュメンタリー「ニューヨークの中国女」の一部シーンも収録。ゴダールがニューヨーク大学の学生たちと「中国女」について議論を交わす様子が確認できる。

「1PM-ワン・アメリカン・ムービー」は4月22日に東京・K's cinemaほか全国で公開。