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お前が死んで俺が生きる…リウ・ユーニンが語る中国ドラマ「江湖英雄伝」

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ナタリー

「江湖英雄伝~HEROES~」より、リウ・ユーニン演じる白愁飛。

中国ドラマ「江湖英雄伝~HEROES~」の配信とDVDリリースを記念して、リウ・ユーニンのインタビューが到着した。

本作は、固い絆で結ばれた若者たちの愛と戦いを描いたアクションロマンス時代劇。英雄に憧れる心優しき青年・王小石(おうしょうせき)は旅の途中で一匹狼の剣客・白愁飛(はくしゅうひ)、洛陽王の娘・温柔(おんじゅう)と意気投合する。ともに都に上った3人は「互いに命を預け、ともに進み、退くときは守り合う」と誓いを立て、江湖に渦巻く陰謀に立ち向かっていく。

リウ・ユーニンは演じた白愁飛について「とても好きになりました。ある部分でとても自分と似ているからだと思います。彼も恵まれた生まれではなく、それでも自分が欲するものを手に入れるために、さまざまな困難を乗り越えながら、江湖で生き抜いていきます。僕も遼寧省の丹東という小都市の生まれでチャンスは少なかった。チャンスがなければ現状の生活をがんばるしかないですが、自分が本当に求めるものを心から消すことはできないんです」と語る。

またリウ・ユーニンは一番印象に残っているシーンとして白愁飛と王小石の友情が決裂する場面を挙げ、「何テイクも撮りました。前半では仲良く一緒に行動しているのにそのシーンで2人は決裂します。リアルに『お前とは死ぬまで二度と会わない』『お前が死んで俺が生きる』そんな気持ちになりました。だから、このシーンは深く記憶に残っていますね。撮影を終えたあとも気持ちがとてもつらかったです」と振り返った。

「このドラマを撮るまでは武侠の世界にとっても憧れていました」と話すリウ・ユーニン。しかし、心境の変化があったそうで「『人呼んで〇〇、無敵のリウ・ユーニンだぞ』そんなふうに抱負を持って生きるのっていいなと思っていました。でも、このドラマを撮影して武侠の世界がまったく好きじゃなくなりました。だってすごく危険だから(笑)。江湖は本当に危険ですよね! ドラマ撮影で使う小道具の刀って、木製だったりゴム製だったりするんですが、それが腕に当たったときに思ったんです。『江湖は危険だ、もし本物の刀だったら僕の腕はもうないぞ』って。そこでやっぱり平凡な生活がいい、江湖を渡り歩くのはダメだと思いましたね(笑)」と述べた。

「江湖英雄伝~HEROES~」のDVD-SET1は販売中で、DVD-SET2、3が5月3日、6月2日にそれぞれリリース。U-NEXTにて独占先行配信されている。なお本作の第1回がYouTubeで特別公開中だ。

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