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奇跡のアカペラ、ヴォーチェス・エイト ゴージャスなクリスマスを過ごしたい貴方に

クラシック

ニュース

ぴあ

(c)Andy Staples

英国の誇る世界的ヴォーカル・グループ「VOCES8(ヴォーチェス・エイト)」が2016年12月以来、2年ぶりの来日公演を行う。今年は特に、2012年から東京オペラシティ・コンサートホールで開催してきた人気公演「VOCES8クリスマス・コンサート」を大幅にアップデート。昼夜2公演を実施する魅力的な企画に生まれ変わる。
その内容は、教会音楽にルーツを持つ「VOCES8(ヴォーチェス・エイト)」ならではの、奇跡のように美しいハーモニーを基調とした高い実力を誇るクラシックと、人間業とは思えぬビート感とグルーヴで会場を席巻するジャズやポップス。この両方を存分に楽しめる「クリスマス・セレブレーション」と題した1Dayイべントが開催されるというのだから楽しみだ。
昼公演の「クリスマス・コンサート」は、家族で過ごせるアットホームなクリスマスタイムをご提供。一方、夜公演の「プレミアム・ライブ&パーティー」は、友人や恋人と過ごすロマンティックなクリスマスがコンセプト。まさに、ゴージャスなクリスマスを過ごしたい貴方にピッタリの時間がここにある。

VOCES8(ヴォーチェス・エイト)

世界でもっとも刺激的で多才なアカペラ・ヴォーカル・グループのひとつ。 受賞歴も数多い彼らは、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、アフリカでコンサート・ツアーを行うなど、国際的に活躍している。 クラシックの合唱音楽を専門としながらも、彼らのレパートリーはルネサンスのポリフォニーからユニークな編成のジャズやポップスまでと幅広い。オラ・イェイロ、ロクサンナ・パヌフニク、トーマス・ヒューイット・ジョーンズ、アレクサンドル・レヴィーン、べン・パリーなど、世界的に有名な現代作曲家たちから定期的に委嘱されてコラボレーションを行う。2017年9月から2年間にわたり、現在最も人気のある現代作曲家の1人、ジョナサン・ドーブをコンポーザー・イン・レジデンスとしてむかえた。ドーブが60歳を迎える2019年に委嘱新作が書かれると同時に、新進作曲家たちへ向けた教育プログラムの実施も予定している。

VOCES8はドイツ放送、ARTE、ラジオ・フランス・ミュジック、BBCラジオ3、クラシックFMなど、国際的なテレビや ラジオにも定期的に登場している。 デッカ・レコードの契約アーティストである彼らは、同レーべルからユニークな企画のCDを数多くリリースしてい る。中でもアルバム『Eventide』(夕暮れ)は、2014年2月の全英オフィシャル・チャートのクラシック部門で2週にわたって第一位を記録した。シグナム・クラシックへの録音では、『コラール・タペストリー』、J.S.バッハのモテット集、『エイセス・ハイ』、『クリスマス』が高く評価され賞を受賞している。2013年には、アカペラ・レコード大賞 (CARA)に7作品がノミネートされ、そのうちべスト・クラシック・アルバム部門およびべスト・クラシック・ソング部門で受賞。最新作はVCM Recordsから2018年1月にリリースされた『EQUINOX』。

『ヴォーチェス8ソング・ブック』や『VOCES8メソッド』など、アレンジ集や教材も出版している彼らは、楽譜出版 社ペータースの大使に任命されている。

アウトリーチ・プロジェクトや教育活動にも大変熱心に取り組んでおり、非営利団体であるヴォーチェス・カンタービレ音楽財団(VCM)の教育プログラムにおいても重要な役割を果たしている。世界中で年間4万人もの人々を対象に 革新的な音楽ワークショップを展開しており、音楽を通してその人たちの想像力を刺激している。このヴォーチェス・カンタービレ音楽財団の教育活動はユネスコから称賛された。2013年、同財団はロンドン市内に教区と共同でグレシャム・センターを創設。この施設は、建築家サー・クリストファー・レンによって設計された美しい教会“セント・アン& セント・アグネス教会”にあるヴォーカル・センターである。また、彼らはVOCES8奨学金制度を創設し、才能ある若い歌手たちのサポートも行っている。彼らの教育活動はイギリス国内にとどまらず、ブリュッセル・カルチャーセンター、 フィルハーモニー・ド・パリ、ウィーンのコンツェルトハウスなどにも招かれている。

オーケストラとの共演も多く、これまでフィルハーモニア管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、古楽アンサンブルのレザンヴァンシオンなどと共演している。彼らは、イングランド芸術評議会、音楽家慈善基金、音楽家の ための名誉組合(Worshipful Company of Musicians)より、オフィシャル・スポンサーであるT.M.Lewin社より支援を受けている。

「VOCES8(ヴォーチェス・エイト)」JAPAN TOUR 2018

来日ツアー
2018年12月12日(水)~12月23日(日・祝) 京都・富山・広島・東京・沖縄・長野・愛知
東京公演
VOCES8 クリスマス・セレブレーション VOCES8 Christmas Celebration
【日程】2018年12月23日(日・祝)
【会場】東京オペラシティ コンサートホール
『クリスマス・コンサート』 14:00開演(13:00開場)
『プレミアム・ライブ&パーティー“べリーメリーナイト”』
19:00開演(18:00開場)
特設サイト : www.kajimotomusic.com/voces8-2018/

プログラム(予定)

アヴェ・マリア(ピープル)
Ave Maria (Franz Biebl) 永遠の光(エルガー)
Lux Aeterna ( Edward Elgar) エッサイの根より(プレトリウス)
Est ist ein Ros’ entsprungen (Michael Praetorius) きよしこの夜
Silent Night (Franz Gruber arr. Thomas Elwin) サンタが街にやって来る
Santa Claus is Coming to Town
(John Coots & Haven Gillespie arr. Jim Clements) ほか
(曲目は変更になる場合があります)
プレミアム・ライブ&パーティー ”べリーメリーナイト”
19:00開演 (18:00開場)
サウンド・オブ・サイレンス(サイモン&ガーファンクル)
The Sound of Silence (Simon and Garfunkel arr. Alexander L’Estrange) Beautiful (カーリー・レイ・ジェブセン&ジャスティン・ビーバー)
Beautiful (Carly Rae Jepsen and Justin Bieber arr. Jim Clements)
この星空の下で(ケイト・ラズビー)
Underneath the Stars ( Kate Rusby arr. Jim Clements) The Luckiest
(べン・フォールズ)
The Luckiest ( Ben Folds arr. Jim Clements)
ロンドン・バイ・ナイト(コーツ)
London by Night ( Carroll Coates arr. Gene Puerling) ほか
(曲目は変更になる場合があります)