Netflixで戯曲「ピアノ・レッスン」映画化、サミュエル・L・ジャクソンが舞台版から続投
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ブロードウェイ舞台「The Piano Lesson」オープニングイベント登壇時のサミュエル・L・ジャクソン(左)、 ジョン・デヴィッド・ワシントン(右)。
Netflixがアメリカの劇作家オーガスト・ウィルソンによる戯曲「ピアノ・レッスン」を新たに映画化すると発表。デンゼル・ワシントンがプロデューサーを務め、ブロードウェイ舞台版に出演したサミュエル・L・ジャクソンとジョン・デヴィッド・ワシントンが続投する。
大恐慌の余波が広がる1936年の米ピッツバーグを舞台にした「ピアノ・レッスン」は、家宝のピアノをめぐる姉弟の対立と、祖先がピアノに施した彫刻を通して奴隷制度時代の歴史と向き合うさまを描く物語。ジャクソンとジョン・デヴィッドのほか、レイ・フィッシャー、ダニエル・デッドワイラー、マイケル・ポッツ、コーリー・ホーキンズらがキャストに名を連ねた。デンゼル・ワシントンの息子で、ジョン・デヴィッドの弟であるマルコム・ワシントンが監督を務める。
デンゼルは2016年に「フェンス」で監督と主演を務め、2020年の「マ・レイニーのブラックボトム」でプロデュースを担当するなどウィルソンの作品と関わりが深く、過去には「このサイクルをスクリーンで完結させたい」という願望を口にしていた。
映画「The Piano Lesson(原題)」はこれから制作が進められ、完成時期などの詳細は未定だ。