東京に「THE 出陣」した4組へノブコブ徳井が助言、マユリカのみ「マジでわからない」
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平成ノブシコブシ徳井は、マユリカについて「マジでわからない」。
ロングコートダディ、ニッポンの社長、マユリカ、紅しょうがによるライブ「THE 出陣」が昨日4月19日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催された。
大阪・よしもと漫才劇場を卒業し、この4月に東京へやって来た4組の門出を記念して実施された「THE 出陣」。それぞれのネタが披露されたほか、和牛・川西をMCに据えたコーナーが展開され、彼らの東京での活動や生活にまつわるトークも繰り広げられた。
チケットは即完売の人気ぶりで、客席は3階席までいっぱいに。まずはMCの川西がステージに姿を現し、「並々ならぬ思いで西から東へ“出陣”する」と4組の上京物語をたっぷり煽ってみせる。続いて彼らの東京進出に脅威を感じている東京芸人たちのコメントを含んだ仰々しいオープニングVTRが上映され、「THE 出陣」の文字もただ事ではない雰囲気を演出。そして幕が上がると自身ののぼりをバックに仁王立ちした4組がお目見えし、大きな拍手が沸き起こった。
しかしこんなムードになると予想していなかった彼らは会場の空気に困惑気味。ニッポンの社長・辻は「仕事取り合わないでしょ!」とR藤本やジョイマン池谷、村上ショージというVTRでコメントしていた“東京芸人”の人選にツッコミを入れ、ロングコートダディ堂前は川西が出演者は誰でもいいから「THE 出陣」と題したライブを打ちたいと発案したのではないかと疑う。
このままオープニングでは東京に拠点を移すことになった時期や経緯の話になり、そのきっかけにダブルアート真べぇが関係していることが発覚。かねてよりニッポンの社長・ケツが真べぇを目の敵にしているのは会場のファンにも周知のことで、ケツが真べぇの名前を出すたび笑いが。近頃真べぇが自身を「世間」だと言っているらしいことから、マユリカ阪本は「真べぇ(=世間)の声が大きくなってきて」と隠語のようにして上京の理由を説明。辻がいずれ真べぇも東京進出するだろうと述べると、ケツは「来るかあ!」と一瞬の躊躇もなく全力で否定した。
各コンビがしっかりとネタで会場を沸かせたあとは、東京での人付き合いをどうしていくべきかトーク。堂前は「マユリカとはもう遊ばない」という宣言の真意を「お互いにとってよくないと思う。(マユリカが)ずっと俺ばっかしになるやろ?」とあえて突き放して新しい出会いに目を向けるのだと説明した。
人の名前を覚える方法を見つけたいという辻は、ヨシモト∞ホールのかたつむりピーチを覚えたところ、“ロケット鉛筆方式”で記憶から押し出された漫才劇場の戦士の名前を忘れてしまったと告白する。紅しょうが稲田は俳優の卵と出会うべく、いろんな飲み会に顔を出したいと期待するが、相方の熊元プロレスはそんな稲田のはしゃぎすぎを懸念した。
ここで平成ノブシコブシ徳井が登場し、東京でどんな活動をしていきたいか答えた4組のアンケートをもとにアドバイス。熊元プロレスにはもう中学生のくるりんとしていた以前のもみあげを引き合いに出し、現在の衣装へのこだわりを捨てればきっと道が拓けると指南する。他業種の人との交流や路上パフォーマンスなどもしてみたいと突拍子もない願望で相方を驚かせたロングコートダディ兎は、徳井に「兎は必ずいつか問題を起こす」「それは回避できない」と断言されて「不可避やって!(笑) めっちゃがんばってきたのに!」と笑うしかない。
ニッポンの社長には「ケツに死んでもらう」というとんでもない助言が飛び出し、マユリカには「マジでわからない」とお手上げの様子。中谷の最寄り駅や家賃などがバラされていく中、阪本のセキセイインコのモノマネを聞いた徳井は一拍置いてから「絶対仕事来るよ」とインコの代演で呼ばれるはずだと太鼓判を押した。
終盤には同時期にマンゲキを卒業し、東京進出したシカゴ実業とマルセイユも合流。シカゴ実業・中川扮する細やしきたかじんはとにかく細いものが入った“細し玉“を配り歩いたが、何も仕込んで来なかったマルセイユ別府は今まで誰も見たことがない“知らんギャグ“を連発して対抗した。
このライブは来週4月26日(水)19時までFANY Online Ticketにて見逃し配信される。チケットの購入は同日12時まで。
(写真提供:吉本興業)