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橋本環奈、朝ドラ「おむすび」主演に意気込む「ギャル魂を宿して演じたい」

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橋本環奈

2024年度後期の連続テレビ小説「おむすび」の制作発表・主演会見が、本日8月9日に大阪・NHK大阪放送局で行われ、ヒロインを務める橋本環奈らが出席した。

連続テレビ小説111作目にあたる本作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーにする平成時代のギャル・米田結(よねだゆい)が主人公のオリジナル作品。平成に元号が変わった最初の日に生まれ、自然豊かな福岡・糸島で育った結が、高校卒業後にあるきっかけで神戸、そして大阪へと移り住み、栄養士の道を歩む様子が描かれる。作品名でもある「おむすび」は幼い頃に付けられたあだ名で、本人はあまり気に入っていないという設定だ。

制作統括の宇佐川隆史は「橋本さんはお芝居の裏に誠実さ、フレンドリーさがにじみ出ている。存在そのものが朝ドラに非常に合う」との思いからオファーをしたそう。NHKドラマ初出演の橋本は「紅白歌合戦(の司会者としての出演依頼)もびっくりしたけれど、今回も『え、朝ドラ!?』と驚きました」と素直な気持ちを伝え、「とにかくよく食べてよく寝て、体調管理をしっかりしつつ、朝ドラヒロインとして元気よくやっていけたら」と声を弾ませる。舞台の1つに出身地の福岡があることに関しては「運命的で、シンパシーを感じました。とっても楽しみ」と顔をほころばせながら言及した。

ギャルを演じることについて聞かれると、橋本は「ギャル大好きです! ポジティブで負けん気が強い印象があるので、私もギャル魂を宿しながら演じていきたい」と声を弾ませる。自身は幼い頃から芸能活動をしていることもあって「ギャルになる過程がなかった」といい、平成のギャルに変身する日を心待ちにした。なお橋本にとって印象深い朝ドラは2013年放送の「あまちゃん」。「次の日が楽しみで仕方なかった」と同作を視聴していた日々を振り返った。

「おむすび」のクラインクインは2024年春頃を予定している。橋本は「大阪に長期滞在するので、おいしいものを食べたり、いろんなロケ地にいくのを楽しみにしています」と目を輝かせ、「おむすびは愛情があるイメージ。温かく、ほっこりする作品になるんじゃないかな」とドラマに期待する。作品タイトルにちなんで、好きなおむすびの具を尋ねられた際には「シャケかな……昆布とか、王道の具が好きです。面白いことを言えなくてすみません!」とはにかみつつ答えた。

会見の後半には、「正直不動産」「監察医朝顔」などで知られ、本作の脚本を手がける根本ノンジが登壇した。根本は「ごはんが食べたくなるドラマにしたい」「最強のヒロインになると確信しています。橋本さん以外ありえない」と挨拶をする。そして「平成にはいろんな出来事がありました。その中で、ギャルはある種暗いムード(の環境)をたくましく生き抜いた存在。彼女たちの生き方もテーマの1つになっています」とドラマを紹介したあと、「朝ドラってどえらいこと。月曜から金曜までの15分の物語を、1人の作家が半年分担当すると考えたのは誰だろう?」と笑い、「大変だなと思いながらも、やりがいを感じています」と手応えを語った。

連続テレビ小説「おむすび」は2024年秋から放送予定。

(写真提供:NHK)