サイコパス弁護士VS猟奇殺人犯、亀梨和也の主演作「怪物の木こり」60秒予告
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「怪物の木こり」場面写真
亀梨和也(KAT-TUN)が主演を務める映画「怪物の木こり」の60秒予告がYouTubeで公開された。
倉井眉介の同名小説を三池崇史が実写化した本作は、冷血非情なサイコパスで弁護士の二宮彰と、怪物の仮面をかぶった猟奇殺人犯が対峙するさまを描いたサスペンス。亀梨が二宮、菜々緒が連続殺人事件を追う警視庁のプロファイラー・戸城嵐子、吉岡里帆が二宮の本性を知らない婚約者・荷見映美を演じたほか、染谷将太、中村獅童らがキャストに名を連ねる。脚本は小岩井宏悦が手がけた。
予告には、シリアルキラーである“怪物の木こり”に襲われた二宮が復讐を強く誓う場面などを収録。映像のラストでは、二宮が映美にナイフを突き立て「愛する人に殺されるなんて……ロマンチックじゃないか」と脅す姿も確認できる。本作のサイコパス監修を担当した脳科学者・中野信子は、亀梨の演技について「主人公の危険な魅力、サイコパスならではの血の通わない表情、表層的に人柄の良さを演出する計算高さを演じる俳優としての力に唸らされました」と絶賛した。
「怪物の木こり」は12月1日より全国で公開。
中野信子 コメント
サイコパスの特徴とは
共感性を持たず自他問わず痛みに対する感受性が低く、時にはそれが恐れ知らずの勇敢さと受け取められる。自分をよく見せる術に長けていることと併せて、一見、大変魅力的な人物に映ることも。
亀梨和也の演技について
亀梨さんご本人は非常に温かみのある快活なキャラクターをお持ちだと思いますが、いわば真逆といえる主人公の危険な魅力、サイコパスならではの血の通わない表情、表層的に人柄の良さを演出する計算高さを演じる俳優としての力に唸らされました。
本作の見どころについて
サイコパスは身近にいれば実に危険で不都合な存在ですが、スクリーンを通してみるとこれほど魅力的に見えるものかというマジックをぜひ体感してください。これは映画の魔力でもありますが、遠くにいて直接的な実害さえなければ、私たちはサイコパスを本能的に支持してしまうのだという、消し去ることのできない人間の業でもあります。
(c)2023「怪物の木こり」製作委員会