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ラース・フォン・トリアー監督最新作『ハウス・ジャック・ビルト』6月公開

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ラース・フォン・トリアー監督の最新映画『ハウス・ジャック・ビルト』が、6月14日から東京・新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開される。

1970年代のアメリカ・ワシントン州を舞台にした同作の主人公は、建築家になる夢を持つハンサムな独身技師ジャック。あるきっかけからアートを創作するかのように殺人に没頭するジャックが「ジャックの家」を建てるまでの12年間の軌跡を、5つのエピソードを通じて明かしていく。出演者は、マット・ディロン、ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマン、シオバン・ファロン、ソフィー・グローベール、ライリー・キーオ、ジェレミー・デイビス。

アメリカでは、アメリカ映画協会(MPAA)が手を加えた修正版のみが正式上映。「ノーカット版」を1日限定140館で上映したところ、全米興収ランキングでデイリー11位を記録した。日本ではR18+指定で「無修正完全ノーカット版」を上映。

今回の発表とあわせて、「ゾッとするほど、魅力的」というキャッチコピーが記された日本オリジナルポスタービジュアルが公開された。

なお邦題決定に際してトリアー監督に権利元を通じて確認したところ「本作においては、タイトル自体とても重要で、それを変えることは映画そのものを変えてしまうことにもなりかねない」と回答。ただし、公用語に冠詞「the」や関係代名詞「that」を持たない国でのタイトルについてはそれらを削除することが許可され、今回の『ハウス・ジャック・ビルト』になったという。原題は『The House That Jack Built』。