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金原ひとみが「ベイビーガール」に寄せた特別エッセイ公開、タイトルは「魔物と生きる」

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ナタリー

「ベイビーガール」場面写真

ニコール・キッドマン主演作「ベイビーガール」を鑑賞した作家・金原ひとみの特別エッセイが、映画公式サイトで公開された。

A24が製作を担った本作は、米ニューヨークでCEOとして成功を収めた女性ロミーを主人公に据えたエロティックスリラー。彼女が歳下のインターン生・サミュエルと刺激的な駆け引きを繰り広げるさまが描かれる。キッドマンがロミー、ハリス・ディキンソンがサミュエルに扮した。

金原は雑誌「新潮」2025年1月号に「ニコール・キッドマンの初恋」という随筆を寄稿しており、キッドマンが人生の節目に存在していたというエピソードをつづっていた。「魔物と生きる」と題された今回のエッセイでは、「本作品が描いているのは、この数十年で変化した先進国的な価値観の中で居場所を無くしつつある、人々の『乖離』の行く末だ」と言及。ロミーの感情を分析しつつ「健全さを求める現代社会と己を突き動かす衝動の間で、引き裂かれんばかりになっている人は少なくないだろう」とも語っている。

ハリナ・ライン監督作「ベイビーガール」は、3月28日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

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