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井浦新、荒木飛呂彦作品を生身で演じ「フィジカル的にも本当にハード」

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「岸辺露伴は動かない 懺悔室」より、井浦新扮する田宮

荒木飛呂彦のマンガを原作とした映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」に田宮役で出演する井浦新のインタビューが到着した。

イタリア・ヴェネツィアの教会内にある懺悔室で、主人公・岸辺露伴が仮面を被った謎の男・田宮の懺悔を聞くことから物語が展開していく本作。ファッションモデルからキャリアをスタートさせた井浦は、モデル時代から「荒木先生の描いた絵からインスピレーションを得てポージングをしていた」という。

また「荒木先生の作品はどんなにガタイがいい人でも痩せている人でも、美しい筋肉のラインを描いて、みんなしっかりとした体つきなんですよね。読んでいて(荒木の)美意識の表れなのかなと思っていたのですが、実際に生身の人間が演じた時に分かったのは(自身が演じた)田宮でさえもある程度の筋肉量とか運動神経が必要なんです」と、役を演じたうえでの気付きを明かす。さらに「気づくとありえないような筋肉の動かし方をしていたり、普通にやっていると絶対しないであろう姿勢や歩き方…細かい筋肉の動かし方に耐えられる筋力が必要でフィジカル的にも本当にハードなんです」と述べ、本作でポップコーンを高く投げて口でキャッチする試練に挑む水尾を演じた大東駿介について「大東くんは特に今回感じたのではと思います」と思いを馳せた。

荒木作品との出会いは、1984年に連載を開始した「バオー来訪者」だという井浦。「今も続いているこの荒木先生への愛情と、影響。自分のセンスや感覚の多くは荒木先生の世界観によって作られているというものがとても大きいので、まさかこんな形で荒木先生の作品に関われるっていうのは本当に幸せです」と述べた。

高橋一生がマンガ家の露伴、飯豊まりえが担当編集者の泉京香に扮した「岸辺露伴は動かない 懺悔室」は、5月23日より全国ロードショー。渡辺一貴が監督、小林靖子が脚本を担当した。

© 2025「岸辺露伴は動かない 懺悔室」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社